28(回答パート1-2) ページ29
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始めに、我々が普段「過去」と「未来」をどのような意味で捉えているかを考えなければならないでしょう。
過去や未来といったものは、過去・現在・未来と一直線上に並んで繋がった時間軸を仮定しています。
そして現在地点よりも前の位置にある全てを「過去」、後の位置にある全てを「未来」と呼称しているのです。
さて、私の考えをそのモデルに当てはめて考えると一体どうなるのか？
皆様方それぞれ予想しておられることでしょうが、恐れながらも早々に正解を申し上げることに致します。
正解は、確かに全ての点は一直線上にはあるがそれらは繋がってはいない、というような状態です。
直線の本来の定義――無数の点が並んでいる状態――に立ち返って頂ければお解りになるかと。
それは言い換えると時間とは「一瞬の連続」であるということです。
しかしながら別に私は刹那主義を主張したい訳では御座いませんから、そこは御留意頂きたく存じます。
……では私がそう考えた理由をこれより申し上げます。
皆様がご存知の通り、人間の脳というものは人類誕生より着々と進化を遂げてきました。
初期の人類たるアウストラロピテクスの脳が約500mlであったのに対し、ホモサピエンスの時点で容量は約1400mlまで増加しています。
容量が増えた分それだけ複雑な思考をする事ができました。
ホモサピエンスはその知能を高めることで、危険を予測し言語を操ってそれを伝え合うことができたが故に生き残ったのです。
つまりですね。
未来を予測できるようになったのは人間の脳が発達したからに過ぎず、言わば「未来」という概念さえも人間の脳が作り出した人工物なのです。
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暁の園(暁夢路)(プロフ) - みしろさん» い、今通知を見てビビり散らしております……か、感謝の極みであります……！！ 読みやすいと言っていただけて安心しました、如何せん小生文体が堅くなってしまった人間でしたので(-_-;) コメントありがとうございます、頑張ります！！ (2019年11月2日 7時) (
レス) id: 2136db8e08 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ - 回答パートも嫌味がなくて納得できるし、こんな考え方もあるんだ…！と素直に感心しました…これからも体調にお気を付けて頑張って下さい…！勝手ながら影からひっそり応援させていただきます (2019年11月2日 7時) (レス) id: 950f4c5674 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ - 圧倒的な語彙力を感じました…とても読みやすくて頭にすんなり入ってくるので時間を忘れて熟読できました…！ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 950f4c5674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁の園 | 作成日時：2019年5月14日 20時
