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なんだかんだで入学式が終わり先生の紹介へ。
まずは担任のラッダァ先生。俺のクラスのHRと魔法と物理両方使う混合実技担当。
副担任のレウクラウド先生。魔法実技と他の先生の補佐としていろいろな授業に来る。
黄色いパーカーを着ているキョー先生。物理実技担当。
緑の帽子を被ってるミドリ先生。魔法基礎担当。
なんだか後ろに怪しい雰囲気を背負ってるコンタミ先生。座学歴史を担当。
ビニール袋をかぶったトラゾー先生。座学魔法知識と芸術を担当。
黒猫を抱えているクロノア先生。魔道具基礎担当。
マッドサイエンティストと名乗ったクラレ先生。魔法科学担当。
それぞれの個性が強い教師紹介も終わったところで、新入生はようやく教室に戻るよう言われた。気配消し用意。
速攻で端に寄って全員が通り過ぎるのを待つ。
確かここでルナが転んでロボロと初交流イベントがある。手紙にはそう書いてあった。まさかエーミールの時みたくイベントがない訳ないとは思うが。
lu「きゃっ！」
椅子に足をかけてルナが転んだ。大きな声とともにこけたことで、視線が大量にルナの方へ行く。それを気にせず椅子を直すルナ。主人公とは視線に気付きにくいものらしい。
rb「大丈夫ですか?」
lu「あっあはは、大丈夫です。スピーチ終わってからすごいふわふわしちゃってて」
sha「おいロボロ行くでー！」
rb「わかった！それじゃ失礼します。スピーチお疲れ様でした」
可愛らしい走り方で新入生組に合流したロボロ。初対面イベントらしい簡単な接触で終わった。
(そろそろ俺も戻ろう)
「おい。ゼペルの血を受け継ぐものよ」
戻れないらしい。
「ええと…なんでしょうか。生徒会長様?」
gr「そんなに怖がらなくてもいいぞ。取って食うわけではない」
「はぁ…。それで用件は」
グルッペンからの話は要約すると以下2点。
1、明日の実力調査試験楽しみにしてる
2、私の仲間たち(新入生組のこと)が突っかかるかもしれないが多めに見て欲しい。
だそうだ。
いや2に関してもう少し説明がほしい。
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作者名：あんべべ | 作成日時：2021年9月14日 11時
