・ ページ30
ええ、この子ちゃんと謝った。てっきり謝らないとか言うと思ってたけど。そこら辺はきちんとしてる性格なのかも。
「俺は…あ、自分は大丈夫ですから、顔をあげてください…!」
shp「…。」
全く顔を上げようとしない。なんでだ。
「ショッピさ…んぇ？」
ショッピの顔を覗こうとすれば、雫が床にぽたり。
泣いてるじゃないかこのキャラ。
「そんな、泣かないで大丈夫ですよ」
宥めようとするが聞こえるのは鼻を啜る音のみ。
rb「ショッピくんが泣いとる…めずらし」
em「ええ、とても珍しいですね」
慌ててるの俺だけかよと言いたいが、グッと堪えてショッピの方へ行ってしゃがみ込む。彼は唇をキュッと結んで、声を出さないように我慢しながら涙をポロポロ流してた。
「顔、凄いことになってますよ」
shp「うるさいわ」
やっと顔をあげて目をガシガシと拭いている。
shp「負けたし、勝手に…誤解して…無駄に気ぃ、張って…最悪や」
「でも互いに色々しれたし、俺は貴方のおかげでロボロと仲を深めることができましたから」
rb「うんうん。俺もショッピくんがシャオロンの誘い乗ってなかったら交流できなかったし」
em「ショッピさんの頑張りはちゃんと意味があったようですね」
shp「エミさんのくせに、先輩ぶらないでください」
え、と固まるエーミール。
どうやらショッピの調子は戻ってきたようだ。
「まったく…」
ショッピの頭をガシガシと撫でる。思ったよりふわふわしてて撫で心地は猫みたい。モフモフの。
shp「え」
rb「ちょちょちょA⁉︎」
ここでふと我に帰る。
さて問題です。俺が次に思ったことはなんでしょう。
…
…
やらかした！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 809人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんべべ | 作成日時：2021年9月14日 11時
