この想い【伏黒恵】

試合 ページ12

〜開始数十分後〜

冥「フフフ、面白い子がいるじゃないか。さっさと2級にでも上げてやればいいのに。」

五「僕もそう思ってるんだけどさー、禪院家が邪魔してるくさいんだよね。素直に手のひら返して認めてやりゃいいのに。」

(真希ちゃん私より強いのに…)

冥「フフッ金以外のしがらみは理解できないな。」

五「相変わらずの守銭奴ね。それよりさっきから悠仁周りの映像切れるね。」

冥「動物は気まぐれだからね。視覚を共有するのは疲れるし。」

五「えー。本当かなぁ。ぶっちゃけ冥さんってどっち側?」

冥「どっち?私は金の味方だよ。金に換えられないモノに価値はないからね。なにせ金に換えられないんだから。」

五「いくら積んだんだか。」

ボッ

札が赤く燃える

(パンダ君かな?)

五「1対1かぁ、皆ゲームに興味なさ過ぎない?」

歌「なんで仲良くできないのかしら。」

五「歌姫に似たんでしょ」

歌「私はアンタだけよ!」

　 〜数分後〜

歌「あーあ、寝ちゃった。私ちょっと行って来る」

五「え?」

歌「呪霊がうろついてる森に放置できないでしょ。」

楽「そうさの三輪が心配じゃ、早う行ってやれ。」

歌姫先生が席を立った瞬間

ボボボボッ

『全部…燃えた?』

全員が驚きを隠せないでいた

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