肺炎球菌（終） ページ15
『シロ、淹れてくれる？』
1146｢はい、お茶｣
赤血球｢二人とも…どうも、ありがとうございます｣
三人はふと肺炎球菌の方を見る
謎の機械に掴み上げられていた
『こっちで皆で見てよっか』
赤血球｢…？｣
お茶を啜りながら眺めていると肺炎球菌はコロコロと転がされていた
肺炎球菌｢遊ぶな！！ッどこへ連れて行く気だ！ギャアアア！！｣
1146｢さあな｣
『どこだと思う？』
肺炎球菌｢！まさか…まさか…！！｣
1146｢ここは気管支だ｣
肺炎球菌はそのまま謎の所に詰め込まれる
その場所とは…
肺炎球菌｢や…やめろ…！！｣
そう…くしゃみロケットである…
(音声)
カウントダウン開始
3…
2…
1…
肺炎球菌｢止めろオオオオ！！！｣
ロケット発射時、全細胞がその光景を見ていた…＿＿＿＿
1146、A｢『ばいばい菌だ』｣
上の彼方へくしゃみの音が鳴り響く＿＿＿＿
モニター映像には、くしゃみ一号打ち上げ成功となっていた
1146｢さてと…｣
『ありがとね赤血球ちゃん』
赤血球｢え！？もう行っちゃうんですか？｣
1146｢ああ、仕事があるからな｣
赤血球｢あ、あの！Aちゃん！白血球さん！｣
1146、A｢『？』｣
二人は立ち止まり振り返る
赤血球｢……！ま…また…会えますか…？｣
赤血球｢……｣
『……』
1146｢……｣
1146｢…いや、白血球と云ってもいっぱいいる訳だし…｣
『ｽﾞｺｯ』
あの変なムードは一瞬にして崩れた…
赤血球｢そ…そう云えば…！赤血球はもっといっぱいいるんでした…｣
1146｢そうだ…まあ…同じ世界で働いてるんだ
いつか会えるさ｣
『私も、γδＴ細胞の仲間は最近見てないし…私に会える確率は高いと思うよ
だからきっと会える…いや、私が毎日赤血球ちゃんに会いに行くよ』
赤血球｢…！はい！！｣
と、感動してたのも束の間…
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
白血球達｢！！｣
4989｢事件！？｣
2048｢細菌だ…！近いぞ！｣
ブッ殺せ…ブッ殺すんだ、と一気に物騒な雰囲気になる
赤血球｢じゃあ…あの…お疲れ様で〜す…｣
『疲れた後は甘い飲み物だよ〜』
雑菌が血飛沫を上げてる中、悠々と飲み物を飲む
細菌｢ギャアアア！！｣
1146｢死ねエエ！！この雑菌がアアア！！！｣
白血球とも少し距離は縮まったが、まだまだ仲良くはなれそうになかった赤血球であった…
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まじかるれいん☆ - ふおおおおお！！！←もうホントにホントに可愛いですよね！同志様よ（マネした) (2018年9月1日 8時) (
レス) id: 9a258b9a35 (このIDを非表示/違反報告)
寒色ポンチ(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！本当にありがとうございます！（大事な事なので二回言いました） (2018年9月1日 0時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
寒色ポンチ(プロフ) - まじかるれいん☆さん» ふおおおお！！！←好酸球ちゃんはもうすっごく可愛いですよね！！同志様よ。 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯黒狐(プロフ) - 私もはたらく細胞大好きなので更新頑張ってください！ (2018年9月1日 0時) (レス) id: 28c4276209 (このIDを非表示/違反報告)
まじかるれいん☆ - あああ好酸球ほど可愛いキャラはいないぃぃぃ (2018年8月31日 21時) (レス) id: 9a258b9a35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寒色ポンチ | 作成日時：2018年8月28日 16時
