白尾さん達の恋模様4【BL】 (ページ38)

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「シャークん、眠いんでしょ？寝てて良いよ。駅に着いたら起こしてあげるから。」
「ん......ありがと...。」

目を瞑ったシャークんの髪を撫でていると、どうやらもう眠ってしまったらしく、安らかな寝息を立てていた。
子供のような表情で眠るシャークんが、あまりにも愛おしくて、可愛らしくて。
眠っている彼の瞼に、優しくキスを落とした。
眠っている筈なのに、そうすると彼の表情が緩むものだから、何だか少し幸せな気分になって。
ちょっとだけ、朝したみたいに、悪戯をしたくなった。
...電車内は幸いにもほとんど人がいないし、少しくらい。

眠る彼の首筋にキスをする。
啄むように、何度も、何度も。
少し強く吸い付いて、痕を付けて。
それを何回も繰り返すと、首筋には、真っ赤な華がいくつも咲いていた。
これは服じゃ隠せないな、なんて考えるけれど、彼が僕のものだと主張しているのが、何だか嬉しくて。
もう一度、彼の首筋にキスをした。

「ふふっw...かわいい。」

可愛い可愛い、僕の恋人。
起きた時どんな反応するかな、なんて上機嫌に考えて、心地よい電車の揺れに、ゆっくりと瞼を閉じた。

＿目が覚めた時、顔を真っ赤にしたシャークんに怒られるのは、また別の話＿＿
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yuuさん、リクエストありがとうございます！
ほのぼのを書くのは少し苦手だったんですけど、この話は推しカプだからかスラスラ書けました！
2話連続で同じカプになってしまい、申し訳ありません...(_ _*))

ご期待に添えたかは分かりませんが、楽しんで頂けたら幸いです！！