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悟『ここ、秘密基地なんだけど』

竜二『これだから、金持ちは嫌だ』


奥の部屋を見ると、明彦は本読んでて、
今度は、Aと和彦が楽しそうに話してた

「ねぇ、どう？これ」

和彦『え、なにこれ、クマ？犬？猫？』

「いや、パンダだよパンダ！」

和彦『いや、ちょっとムリあるでしょ笑』

「えー、」

和彦『Aやっぱり絵描くのだけは苦手だね笑』

「前世、画家になんかされたのかな私」

和彦『前世って笑』

「もー、かずが羨ましいよ」
「こんなに上手な絵いっぱいかけて」

って、こっちも距離近いな、
てか、和彦も、もしかして、

竜二『和彦も、Aのこと好きなんかな？』
篤『やっぱそう思う？』

悟『まって、もう、何でもかんでもそれに結びつけるのやめよ、？』

竜二『てか、やっぱ好きなんじゃんお前』

悟『だから、べつに、違うってば、』

篤『気づいてないんだとしたら鈍感すぎだろ悟』

悟『だから、違うってば、べつになんとも思ってないから』

でもわ顔にAのことが好きって書いてあるし、
本人よりも他人が先に気づくってやばいだろ普通

なんて思ってたら

三平『ん〜、うまこしえいいちろう』

って、ほんと美味そうに食べるよなー、三平さん

そしたら奥から

和彦『あの、、』

って、和彦が、そして、Aも来た


和彦『漫画が好きなんですか？』

三平『うん』
『俺、漫画家やったんよ』

悟『え！？』

「えー」

竜二『え』

篤『まじ？』

三平『戦時中、隠れて同人誌に漫画家書きよったらそれがバレてさ、それで、戦争に行かされた』

和彦『戦時中？』

悟『あーー！！！』
『先日、ね！』

竜二『もう、三平さん変な事言うから空耳アワーみたいになっちったな！』

悟『だな笑』

三平『信じられないかもしれんが、俺は戦時中の昭和から来た男なんよ』

明彦『この暑さで、おかしくなったんじゃねーのー？』

和彦『どゆこと？』

和彦がそう聞くと、三平さんは自分のことについて詳しく話してくれた

篤『そうだったのかー、』

竜二『あー、でも、正体バレちったな』

悟『まぁ、いんじゃない？』
『信じてないみたいだし』

竜二『だな』

三平『漫画には、自由があるんよ』
『真っ白な紙に何書いてもいい、』
『自由は誰かに与えられるもんじゃない』
『自由は自分の心の余裕の中にある』
『他人や国から与えられる自由を不自由と感じるのは、その人の心に余裕が無いから』
『それを、漫画が教えてくれた』

和彦『すごい、』

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じゃむ(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年8月15日 13時) (レス) id: 94f2c65cbd (このIDを非表示/違反報告)
 さら - はじめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！篤くんマジ格好いい！！後道史くん大好きです！！いつも更新されるの楽しみです！！コロナと暑さには気を付けて下さいね！！ (2020年8月12日 15時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：じゃむ | 作成日時：2020年8月3日 14時

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