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車に乗せられて、向かったのは大型ショッピングモール。
サングラスをかけただけの淳太くんは、思いっきり中間淳太だったから、時々視線は痛かったけど
幸い平日だったから、大騒ぎにはなっていなかった。
淳太くんの買う服はどれも良いものばかりで、スタイルのいい淳太くんの服を選んであげるのはすごく楽しかった。
淳「あー、楽しかった！」
貴「めっちゃ買ったねえ」
両手に袋を持って歩く淳太くん。
こういう時って、大体女の人の荷物を持ってあげるっていうのがデフォなはずなのに、淳太くんの場合は、全部淳太くんの服なの面白い。
満足そうに少し跳ねながら歩くもんだから、淳太くんの襟足がぴょこぴょこ跳ねて可愛い。
少し前を歩く彼が、くるっと振り返った。
淳「次はAの番！」
貴「え！私は給料日前でお金ないから」
淳「そんなん、買ったる！」
満面の笑みの淳太くんに押し負けて、私のよく行く洋服屋さん……ではなく、普段の私では手に届かないお店に連れてこられた。
貴「じゅ、淳太くん…私こんな所で服買ったことない！むり！」
淳「だーいじょうぶやって」
淳太くんは、これがいいかなとか、これ似合うやろなぁ！とか、楽しそうに服を選んでる。
そんな淳太くんを横目に、チラッと値札を見ると、いつもとゼロの数が1こ違うことに、触っていた洋服をぱっと離す。
貴「淳太くんやっぱり無理！」
淳「これええな。これとこれ、着てみ？」
渡されたのは、ベージュのオータムコートと薄ピンクの可愛いブラウス。
あまりに楽しそうに淳太くんが笑うから、断りきれずに試着室に行く。
袖を通したらわかる。…たっかいやつやん。
淳「着た？」
貴「うん」
淳「え！めっちゃ似合う！！」
ピンクのブラウスに、黒のスキニーに、ショートブーツ、ベージュのオータムコート。
スッキリお姉さんな格好。
淳「やっぱA、スタイルええな。パンツスタイル似合うわ」
貴「股下88センチの人に言われても」
淳「ええの！Aはバランスがええ。
よし！ご飯食べいこ。」
そう言って、私の手を引いてお店を出ていく淳太くん。
貴「え、ちょ、着替えてない！」
淳「もう買っちゃった！」
貴「えええ！」
いたずらっ子みたいな笑顔の淳太くん。
これ、めちゃくちゃ高いのに…
淳「ほら、なんか俺に言うことは？」
貴「ありがとう」
淳「よくできました」
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神山のん(プロフ) - セイアさん» リクエストにこたえていただきありがとうございました！最高でした！これからも無理だけはせず頑張ってください！ (2019年4月8日 0時) (
レス) id: 75eaf3375c (このIDを非表示/違反報告)
セイア(プロフ) - ぎゅんさん» いつもありがとうございます。移行しましたので、そちらでもよろしくお願いします。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: dbc3e4a0c1 (このIDを非表示/違反報告)
セイア(プロフ) - さっつんさん» リクエストありがとうございました。神ちゃんのリクエストがあったので、そちらと併せて書かせていただきました。これからも頑張ります。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: dbc3e4a0c1 (このIDを非表示/違反報告)
セイア(プロフ) - はまみさん» リクエストありがとうございました。物語の設定上、可愛めの嫉妬になってしまいました泣すみません… (2019年4月7日 21時) (レス) id: dbc3e4a0c1 (このIDを非表示/違反報告)
セイア(プロフ) - 神山のんさん» リクエストありがとうございました。期待に応えられているかは分かりませんが…。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: dbc3e4a0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セイア | 作成日時：2019年2月19日 3時
