〈33〉 ページ33
side BLUE
「まぁ、今日は来れてよかったね。
俺、お兄やんたちの楽屋行くけど、北斗も行くでしょ?」
「うん、そうだね。
昨日心配かけたし、謝らないと」
慎太郎は何に怒ってるか分からないけど、機嫌悪そうだし、ジェシーも黙り込んでるし、俺が言うと、素直についてきた北斗。
チーズドッグにはしゃぐ北斗とか。
知ってるはずなのに、なんだか昨日までとは別人だ。
ほんとに、今朝と今ですらも様子が違いすぎて、無理してんじゃないかって心配になる。
「大丈夫だよ、ほんとに。
朝は元々強かったから、今朝は驚かせたと思うけど。貧血で辛いのは基本朝だけだから。」
少し後ろを歩いていると、俺に振り返って笑う北斗。
「樹ほんと分かりやすいな(笑)
翔太くんに笑われるよ?なんて顔してんだって」
そうさせたのは他でもないお前だよ。
なんて言おうとしたら、
「おー、来たか!
北斗、もう大丈夫なの?」
噂のしょっぴー登場。
「おはよぉー!
今のとこ、ちょー元気だから。」
肩を組まれて、アハハッて声出して笑う姿に思わずため息が出る。
「熱中症とか、しっかり水分補給しろよ?
みんな、北斗、復活だってー」
「俺もいるけど!?」
楽屋の扉開けて中に入れてくれるしょっぴー。
俺は思わず突っ込みながら、みんなにペコペコ。
滝沢くん、SnowManに、言ってないんだ。
2日前に運ばれたのは、熱中症で倒れたからってことになってるんだ。ファンの皆にも。
俺も普通にしないと。
「大事に至らなくてよかったね。」
「ホントびびったんだからね!?」
なんて、マンズ兄さんに囲まれて、笑って誤魔化してるけど北斗。
ぼーっとしてたら、しょっぴーが話しかけてきた。
「大丈夫?なんかあった?目が腫れてるけど」
「……うーん、」
なんて答えていいか分からないでいると、照くんもちらりとこちらの様子を伺う。
しょっぴー、俺の事を笑ってくれたら、まだ良いのに。
心配させてるじゃん。
「あ、そうだっ!Island撮ろうよ!
北斗が病院に運ばれたって聞いて、ファンの子たち、今日どうなるか心配してるよ絶対」
佐久間くんが自撮り棒セッティングを始めて、皆が集まり始める。
「せっかくならSixTONES呼ぼうよ」
ふっかの提案で、ラウールが俺呼んできまーす!なんて。
964人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます!大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい!その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします! (2019年7月8日 23時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています!他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか? (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします! (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります!あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます! (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします! (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あーちゃん | 作成日時:2019年6月30日 21時