世界代表メンバー、集結 ページ3
「……あれが、シャドウ･オブ･オリオン。俺たちの相手だな」となずなが呟いた。
「おい！あの背の高いやつ……影山零治……！」
真緒が視線を送った先にはサングラスの男がいた。
「うん……。そうだね、確か……サッカー界の闇……勝つためなら手段を選ばない男として有名だけど、なんでここにいるんだろう……」
真は恐怖を覚えた目で見つめる。
真緒達の前に野坂悠馬が歩いてきた。
「よろしくお願いします。」
「よろしくね、野坂くん。」と真が緊張を解すためにも笑顔で答える。
全員がユニフォームに着替えたところで趙金雲が出てきた。
「私が監督で〜す。チーム名は……うーん……」
「Orionに対抗するteamですから……」と朱桜司がいうと、それをリ･ハオが引き継ぐ
「アルテミ……「チョウキンウンズです！」と言う。
「度し難い。せめて、アルテミスの矢とかあったはずだが」と敬人が眼鏡を押し上げる。
「旦那、それだとそのまんまだぜ。」
「ちょうきうんず……！なかなかいいであるな！」と颯馬はひとり興奮していた。
「このユニフォームかっこいい〜！そう思わない？」
「そうだね、スバル！センスは破壊的だけどね」とフロイとスバルが和気あいあいと喋っているところに北斗が来た。
「おい、2人とも。これは世界の命運を掛けた戦いなんだぞ？お遊び気分でいられたら困る。」
「ホッケ〜、まずは楽しむのがいちばんってイナモリンが言ってたからまずは楽しもうよ〜！」と北斗の背中を軽く叩く。
「そうだな。明星……！やるからには勝つぞ、
『DDD』の時みたいにな。世界中に奇跡を起こすんだ、俺たちがな……！」と北斗もやる気になる。
「なんで俺がサッカーしないきゃならん！？でも、ユニフォーム作ったんはお師さん達やし……」とひとりで影片みかが頭を抱えていた。
「この試合、熱く楽しもうぜ、アミーゴ！」
「んぁ？誰や？」とみかが顔を上げるとアルトゥールが立っていた。
「アルトゥールだ、よろしくな！」
「影片みかや。みか、でええで。ほな、よろしゅう！」とみかも笑顔になった。
キックオフの笛がなり、クラリオと豪炎寺、司が仕掛けた。
「ダイヤモンド･エッジ！」
クラリオの必殺シュートがGKを襲ったが銀髪の少女、ユリカが軽く収めた。
「oh……あんなに強いshootを止めてしまうとは……｣
「見せてやろう、オリオンの力を。プレリュード……！」
あっさりと次々に交わしていくユリカを敬人が行く手を阻むが、交わされてしまう。
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作者名：@ネギキノコ | 作成日時：2019年12月23日 18時
