手前に食わせる飯はあるけども【文スト】

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カレーは予想以上に辛かった

でも、ちゃんと最後まで食べきれた

「ど…どうだA…ちゃんと食いきれたぜ？」

「遅い、47分」

計ってたのかよ

「そろそろ店を閉めたいんだが…織田作来ねえな…
もういい！明日の俺の朝飯にしてやる！」

Aは冷蔵庫にカレーを入れ、外の看板をさっさと外しに行った

「彼奴、やっぱり織田作が好きなのか？」

何故か織田作に拘るな…

「なぁ、兄貴ーあんた如何するよ？」

「あ？」

「いや、普通に聞いただけさ、
もう遅いから道も暗いし、今から帰るってなると、遅いし」

「…デレてる…だとッ！？」

「俺は普通に心配してるだけさ
今日は特別に、此処に泊まって良いぞ？」

「…住み込みか？」

「住み込み…じゃねぇな
二階は俺の家っていうか…うん、家だ」

「じゃあ遠慮なく」

「何も迷わず言いやがった…」

だってそうだろう

気になる女の誘いなんだ(Aさんの誘いと中原さんの誘いは違う)

乗るしかねぇだろ

「笑い方がえげつねぇ…流石マフィア様か？
寝床は俺の部屋になるが良いか？」

「おう良いとも！」

Aは引きながら、俺を二階へ入れた

「おわ…」

其処で見た光景

其れは何とも女子らしかった

「縫い包みが沢山…
なんか甘い匂い…」

「？如何した」

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