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50話 ページ6

しばらく探しようやくあかり姉を見つけたんやけどその途端お師さんと鬼龍先輩が走ってあかり姉の所に行ったんよぉ

鬼・斎「「あかり!」」

『ん?どうしたの二人ともそんなに慌てて…あ、パパ二人に会うのは久しぶりだよね?』

影「え…パパって…その人あかり姉のパパさんなん!?でも色々似てへんと言うか…」

髪の色も瞳の色も全然違うで…?

?「あ?誰だテメェせっかく愛娘とデートだったのによぉ」ギロッ

影「ヒィッ!」

『もうパパ!すぐ男の人を睨まないでよ〜パパは凄いかっこいいけど目付きが悪いんだからみんな怖がっちゃうでしょ!(๑`^´๑)プクーッ』

?「は〜い辞めま〜す♡」ギュッ

な、何やこの人…鬼龍先輩とお師さんを足して2で割ったような人やな…

?「あ〜可愛いな〜俺のあかりは今日も世界…いや宇宙一可愛いな〜どうしてこんなに可愛いんだ?パパと結婚して欲しいよあかり〜♡」

『ん〜パパがもうちょっと若かったらしてあげてもよかったけど、私もう相手見つけちゃったニコッ』ギュッ

?「(゜゜)…ん?」

『私ね宗と紅郎のお嫁さんになるのフフッ』

?「…おいお前らちょっとツラ貸せや」

斎・鬼「「ヒィッ!/っ!」」

?「パパはこいつらとちょっとお話ししてくるからあかりはそいつと待っててくれるかい?」

『それはいいけどなるべく早くね?ママ達が来てるんなら早く会いたいし!』

?「わかったよなるべく早く終わらせてくるからね!」

パパさんはお師さん達を連れてどこか行ってしもうた

『ごめんねみか騒がしくて』ナデナデ

影「いいんよあかり姉、それにしてもさすがあかり姉のパパさんやなぁめっちゃ美形やったわぁ〜あかり姉達の髪色はママさん似なん?」

『ん?違うよ、私達は全員パパ似!』

影「…へ?」

『外に出る時はあぁやって変装してるの。パパはアルビノだから全身が白いんだ…仕事以外でそのまま出ると周囲の目が鬱陶しいからって理由で変装しだしたのよ。はい、これが本来のパパ』

俺に見せてきた携帯のアルバムにはあかり姉の言葉通り、全身白いパパさんが映っていた。瞳の色は右が灰色がかった青で左が色素の薄い紫色の綺麗な瞳やった…この人も俺と同じ左右非対称の瞳…

『パパは自分の姿を嫌っていた、容姿のせいで両親に捨てられ周囲から怪奇の目で見られはじめてからパパは自暴自棄になった…生きる意味を見いだせず苦しんでいたパパはある日ママと出会ったの。パパ言ってたんだ、ママは自分を暗闇から見つけ出してくれた女神だって…』

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作者名:ライライ | 作成日時:2019年12月26日 0時

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