幼馴染に愛されすぎた歌姫 2 (ページ13)

今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:64,278 hit

57話ページ13

『っ…』

あ｢あかり先輩！！｣

佐｢ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ…｣

こいつ…力いっぱいに叩きやがって…思っきり口の中切れたじゃない！

あ｢先輩！血が…っ！｣

バチンっ！

『っ！あんたあんずちゃんに何してんのよ！あんずちゃんにまで手を出す必要はないでしょ！…っう…』

あ｢私は大丈夫です…それよりもあかり先輩｣

"そろそろ時間ですもう終わりにしましょう"

そう目が物語っていた。そうねあんずちゃん…

『佐々木…私達に手をあげた時点であんたの人生は終わったわよ？これからは地獄があんたを待っているわ…』

佐｢はぁ？何よそれどうゆう意味｢これは一体どうゆうことかな？｣っ！天祥院先輩…｣

鬼･斎｢｢あかり！！｣｣

琳｢あんずちゃん！！｣

そして私達はもう一つの作戦を実行した。あんずちゃんは震えながら琳音に抱きつき私は涙を流し二人に抱きついたのだ

『うぅ…ﾋｯｸ…ﾋｯｸ…』

鬼｢っ！どうしたんだよその頬、血が出てるじゃねぇか！あいつに殴られたのか！？｣

斎｢貴様か！！僕達の大事なあかりを傷つけ泣かせたのは！！よくも…よく｢てめぇ！女だからって大目に見てりゃあ図に乗りやがって！調子こいてんじゃねぇーぞクソ女！！俺の大事なあんずとあかりを殴りやがって…ただじゃ済まさねぇぞ！｣(ま、まずい琳音が本気でキレているのだよ…)｣

佐｢ち、違うんで｢何も違くねぇだろうが！｣…｣

『ﾋｯｸ…うぅ…痛いよぉ…紅郎ぉ宗ぅ…ﾋｯｸ…』ｷﾞｭｯ

あ｢うぅ…怖かったです…｣ｷﾞｭｯ

三人は少し落ち着き私達をなだめ始めた

鬼｢まずは手当てしねぇとだな…保健室行くぞ｣

斎｢さぁあかり僕に身を任せて、急ぐから少し揺れるよ？｣

琳｢俺達も保健室に行こ？これ以上痛そうなあんずちゃん見てられないよ…｣

天｢後は僕に任せて、二人を頼んだよ｣

斎｢ふんっ君に言われるまでもないのだよ｣

鬼｢あぁ｣

琳｢じゃあ行こ？｣

宗に抱き上げられ私達は保健室へ向かいその際佐々木に満面の笑みを送った…

天祥院side

佐｢聞いてください！私はあの女に嵌められたんです！！こうなるように仕向けられたんです！｣

彼女は必死に言っているがそんなことどうでもよかったんだ

天｢君は明日から普通科に移動してもらうよ、文句を聞かないよ。これでも寛大な処置だと思うからね｣

佐｢そ、そんな…｣

天｢君って救いようがない程愚かだよ、よりにもよって斎宮くん達に近づくなんてね…その時点で君はあかりを怒らせあまつさえ怪我を負わせた｣ｷﾞﾛｯ