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ぶるーく様と私の2人分の料理を乗せたワゴンを押しながら、ぶるーく様の部屋にゆっくり向かう
外は日が沈んできていて、夕暮れ時だった
今日もまたメイドがぴかぴかにしたであろう埃ひとつ無い窓から外を見る
夕暮れにも関わらず城下町はまだ賑わっていて、子供の声が微かに聞こえる
城の外はこんなにも平和なのに
外の光景を見ているとこう思えざるを得ない
きっと城の外の住民はこの城で何万人もの人が殺されているのを知らないんだろう
しかも幹部や王様の手によって
ここに来て約1週間が経つが、相変わらずこの城の異常さや不気味さには慣れない
ごちゃごちゃとした光で照らされたこの城は、傍から見ると真っ白でしかないんだろうけど
口から漏れてしまいそうな溜息をなんとか我慢した
ネガティブな考えを捨てるために、頭を振って思考を変える
今からぶるーく様と会うのに浮かない顔をしていたら気づかれてしまうかもしれない
そう思い、1度口角を上げてから普段の顔に戻す
これでいつもの顔に戻れただろうか
￣
ぶるーく様の部屋を捉え、ワゴンを1度止める
扉をノックして要件を伝えると、中からいつもの声が返ってきた
br｢はーい！どうぞ〜｣
失礼します、と扉を開けて中にワゴンを運ぶ
br｢ありがと！Aちゃんの分のご飯ある？｣
『はい、持ってきました』
机に料理を並べながら答える
br｢久しぶりだね、こうやって話すの｣
ずっと医務室いたし、と何故かぶるーく様が拗ねながら言う
『そうですね、用意出来ました』
空のワゴンを部屋の端に寄せる
br｢じゃ！食べよっか｣
『はい』
br｢いただきま〜す｣
『いただきます』
スプーンを手に取り、料理を食べ始めた
￣
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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜！！頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (
レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…！✨主様のペースで応援しております！！ (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» ｴｰｯそう言っていた頂きとても嬉しいです〜！！頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です！！ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆり | 作成日時：2022年11月23日 23時
