【WT】額縁に白を塗って【軍パロ】

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kr｢あ、起きた｣






おはよう、と白衣を着て眼鏡をかけているきりやん様に話しかけられる





『おはようございます』




ベッドに座りながらもお辞儀をするときりやん様が私の足の方のベッドに座った





kr｢もー、大変だったんだからね！起きて良かったぁ｣



『…何故ですか？』




kr｢なんか君がきんときの部屋で寝ちゃった時にきんときは君が意識失ったと思ったらしくて…｣






俺が迎えに行くって言ってんのにわざわざこっちに来てさぁ、と苦笑いながら話すきりやん様




kr｢きんときが変に騒ぐからぶるーくも来てもう大騒ぎよ｣





ぶるーく様の騒いでいる様子が容易に想像出来る


だが、それとは別にきんとき様がそんなに騒ぐなんてとても想像し難い






『ご迷惑をおかけしました』



kr｢大丈夫だけど、、けどぶるーくはまだしもきんときが珍しいなぁって…｣




私と同じような考えをしていたきりやん様






『書類をしているので労力が減ってしまうと大変になってしまうからだと私は思うのですが』



kr｢えらい客観的だね？？てか書類やってる子って君なんだ、確かに前言ってたわ。｣






でも1人の労力なんてそんな大切にしないけどね、とさらっと少し怖い事を言うきりやん様






kr｢まぁ大切にされてる証拠！良かったね｣





投げやりにそう言って話を終わらすきりやん様






『そうだと嬉しいですね。ちなみに私はいつ頃戻っても良いでしょうか』



kr｢んー…3日後くらい？｣





『え』





kr｢ん？｣






私は寝るのは好きだが、病気で寝込むのは時間を無駄にしている気がしてあまりしたくない


それに書類もしなければいけないし、今日はぶるーく様との約束もあった






『…元気なので今日帰らせてもらうことって可能でしょうか』



kr｢さすがに無理かなぁ、熱まだあるよ？｣





『ですがやる事が沢山ありまして…』




熱あるんだしせめて今日くらいは安静にしときなよ、ときりやん様から正論パンチを喰らう






『…分かりました』


きんとき様やぶるーく様には申し訳ないが、今日は休ませて頂こう






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