【おそ松さん】赤色の人形【ホラー松】第一章

第１３話　自業自得 ページ17

トド松「ところで・・・一松兄さん・・・見てない？」



チョロ松「一松は・・・死んだ・・・けど・・・自業自得だよ」



貴「・・・え？何かあったの？」



チョロ松「今さっき・・・」



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ｉｎ東棟の２階



チョロ松「居ない・・・」



？「チョロ松・・・兄さん・・・？」



チョロ松「一松・・・？」



一松「良かった・・・生きてた・・・」



チョロ松「お前・・・何でここに・・・」



一松「カラ松が居なかったら・・・俺・・・死んでた」



チョロ松「カラ松が居なかったら・・・死んでたってどういう事？

　 まさかと思うけど・・・カラ松を押し付けたの・・・？」



一松「・・・」



チョロ松「だんまりっていう事は本当に押し付けたんだね・・・」



一松「・・・」



チョロ松「カラ松を【赤い人形】に押し付けて・・・楽しかった？」



一松「・・・」



チョロ松「答えろよ！自分がやっている行為が最低な行為だって思わなかったのか？」



チョロ松は一松の襟元を掴みそう言った。



一松「確かに最低な事をしてしまった・・・だけど、俺だって死にたくない！

　 それに、どうせ起きたら昨日に戻るし、カラ松は生き返るでしょ？」



チョロ松「よくも・・・そんな事が言えるよな！人の命を何だと思っているんだよ！！

　 死にたくなかった？それはカラ松も同じ気持ちだろ！！

　 それに、起きたら生き返るなら一松が【赤い人形】の餌食になれば良かったじゃん！！」



一松「・・・」



チョロ松「もういい・・・お前がここに居るなら俺は別の場所に行く」



チョロ松はそう言うと、階段を上った。



その時だった。



『【赤い人形】が東棟の２階に現れました。皆さん、気を付けて下さい。』



放送アナウンスと同時に、



一松「ギャァァァァァァァァァァ！！」



一松の叫び声が聞こえて、チョロ松は慌てて西棟の３階に来た。



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チョロ松「そう言う訳なんだ・・・」



「「・・・」」

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