第１２話 突然現れて、突然消える ページ16
すると・・・
『【赤い人形】は東棟の１階に現れました。皆さん、気を付けて下さい』
「「！！」」
放送アナウンスを聞こえた。
貴「東棟の１階！？」
トド松「何で！？」
貴「だって・・・ここは・・・４階の西棟だよ・・・？
東の１階ってここから遠い筈なのに一瞬で行ける筈が無い・・・」
トド松「・・・って言う事は【赤い人形】は突然現れて突然消えるっていう事だよね？」
貴「取り敢えず、今がチャンス！４階を調べた後、３階を調べよう！」
トド松「う・・・うん・・・」
私とトド松は教室を出てから、他の教室を調べる事にしたが・・・
トド松「４階の教室には無いみたいだね・・・」
貴「次は３階・・・調べようか・・・」
トド松「A・・・」
貴「どうしたの？トド松？」
トド松「僕から・・・離れないでね・・・？」
トド松は泣きそうな表情でそう言うと、ギュッと私の服を掴んだ。
貴「当たり前でしょ？トド松は私の友達だもん！絶対に離れないよ」
トド松「A・・・ありがとう・・・」
貴「それじゃあ・・・３階に行くよ」
トド松「う・・・うん・・・」
私とトド松は教室を出て、階段を降りようとした時だった。
トド松「う・・・嘘・・・」
貴「あ・・・ああ・・・」
私とトド松が見たのは、血塗れの状態で真っ二つされたカラ松の遺体だった。
トド松「カラ松・・・兄さん・・・」
トド松はカラ松の姿を見て泣き始めた。
貴「トド松・・・行こう・・・？」
私もトド松みたいに泣きたいけど・・・泣いている暇はない。
一刻も早く、探さないと・・・
私達が死ねば、また昨日と同じ様になってしまう・・・
トド松「うん・・・」
私はそう言うと、トド松は涙を拭いてから頷いた。
私とトド松は３階に到着して、空いている教室を見つけ、中に入ろうとした時だった。
「「！！」」
後ろから私の背後をポンと叩いた。
まさか・・・【赤い人形】・・・！？
？「Aと・・・トド松・・・だよね？」
トド松「その声は・・・チョロ松兄さん！？」
貴「良かった・・・生きてた・・・」
チョロ松「僕は生きているけど・・・十四松とトト子ちゃんが・・・」
チョロ松の情報では、
トト子ちゃんと十四松が【赤い人形】によって殺されたらしい。
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アヤト - からだ探しはよんたことないんですけどこの小説面白いです！ 更新まってます！ (2019年3月25日 17時) (
レス) id: a65dfca6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - 莉奏さん» コメントありがとうございます！「カラダ探し」が元になって話を進んでいます！この作品の為に面白いと言ってくださりありがとうございます！まだまだ話が続きますがこれからも頑張って行こうと思いますのでよろしくお願いします！ (2018年3月15日 18時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
莉奏 - あーー！面白いです！カラダ探しが元ですか？原作を読んでみたかったんですけど、その前に大好きなおそ松さんver．で読めるなんて…幸せです！早く全部読まなくちゃ…！ (2018年3月14日 22時) (レス) id: b00c6a29df (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - 不思議の国のふりりさん» コメントありがとうございます！その話が元に進んでいます！この作品を面白いと言ってくださりありがとうございます！まだまだ話が続きますがこれからもよろしくお願いします！ (2018年2月4日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のふりり(プロフ) - カラダ探しが元になってるんですか？面白いですね！ (2018年2月3日 20時) (レス) id: 36cd382f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アニ魂 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yultuki-na
作成日時：2017年11月6日 19時
