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4 幹部の日常 ページ5
中原side
朝、夜明け前にAに起こされ、目を覚ます。
顔を洗い、瞼を包んで居た眠気を追い払い、用意されている朝食に手を付ける。
A「お召し替えを」
中「嗚呼」
襟からカフスまで丁寧にアイロンを掛けたシャツを始め、新調したての様な仕事着を受け取る。
2年前に買った奴の筈なンだがなぁ…
A「今日は何時頃戻られますか」
中「今日は……多分九時には戻れるな」
A「判りました。御夕食は如何致しましょう」
中「そうだなぁ…和食で頼む」
A「はい」
荷物を持って玄関へ向かう。堅苦しい…
中「そうだ、今日は客を連れて来るから」
A「誰方ですか」
中「広津と芥川だ」
A「判りました」
帽子を被り、外へ出る。
少し陽が昇り、暁の空を眺める。
……随分と早く起こしてくれたもンだ。眠ィ。
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作者名:夜叉の子 | 作成日時:2017年10月2日 23時