606.覚悟 JH.RNside ページ6
JHside
Aの覚悟を見た気がした…
Aは自分の気持ちは閉まったんだね
違う…閉まったんじゃなくて手を離したんだ
スニョンの負担になりたくないから
それでいいの？A…
それでAは幸せになれるの？…
Aはいつも自分は後回しだよな…
JS「…Aは強いよな…」
JH「ほんとにそう思う？」
JS「…強がってるだけかな……」
JH「……A…」
俺…やっぱりAを諦めない
いつかAはスニョンを思って壊れてしまう日が来るんじゃないか？
自分で自分を責める日が来るんじゃないだろうか…
その時寄り添っていたい…
俺は……狡いかな…？…A…
明日もし、世界が終わるとしたらなにしたい？
誰もが1度は考えた事が有るだろう…
俺は…
Aの隣でAの焼いてくれたチヂミを食べて
手を繋いでお揃いのマグカップで紅茶を飲みながら
Aへの愛を囁いていたい
RNside
Aの話は終始スニョンへの思いで溢れていた
スニョンの夢はAの夢でもある
辛くて逃げ出したい現実をAは全部飲み込んだんだね…
誰も責めず分かんないと泣いたAはどこにも居なくて…
あたしはAの気持ちをどのくらい分かってあげられていただろうか…
16歳で人生の分岐に立つふたりの切ない恋が
どうか終わらないでと願わずにはいられなかった…
あたし達4人は切っても切れない固い絆で繋がってると思ってはいるけど
ふたりが笑っててあたしとジフナが見守ってる
そんな未来だったらいいなってほんとに思ってるよ
A…
偉かったね
ずっと笑ってて
Aはあたしの憧れの人なんだよ
誰よりも大切で誰よりも大好きで誰より幸せを願ってる
いつかあたしの夢が叶ってジフナの夢も叶って
スニョンの夢が叶った時
Aはちゃんとあたし達のそばに居てくれないと…
あたし泣くんだからね!!
4人でお祝いしたい………しようね…A…
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年8月19日 10時
