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616.あの日の言葉 SNside ページ16
SNside
あの日Aが言った
「スニョンがアメリカに行くまで一緒にいよう」
俺の胸にグッサリ刺さって抜けない…
「離れたらあたし達終わっちゃうの？」
終わらない…と思ってる
だけど…
約束はしないと言ったAのその奥にある見えない不安が俺には見えてしまった…
どんなに言葉にしてもそれは確実な事は何も無くて
Aの言うように心配で集中出来ないのも当たってて…
どうしても…離れたくない…
だけど…夢も諦められない…
A…どうしたらいい？
JH「A、スニョン借りるな。Aはルナといなさい」ﾆｺｯ
A「……ﾑｩ…狡い〜…」
SN「A、ちょっと待ってて。何処にも行くなよ？」
A「…はぁ〜い……」
可愛く拗ねるAを尻目にジョンハンと外へ出た
スングァナの親戚の家の庭は馬鹿みたいに広くて
パラソルとイスが置かれた見晴らしのいい場所へジョンハンは何も言わず歩いていく
JH「…はい。座れよ」
ジョンハンはいつの間にか持ってたアイスコーヒーを渡して言った
SN「…ありがと」
JH「で？何その暗さ」
SN「…………」
JH「迷ってんのか？」
SN「……はぁ…」
JH「ため息つくと幸せが逃げるって知ってるか？」
SN「…知ってるし」
JH「今ので幸せ逃げちゃったわ」
SN「やーー！…」
ちょっと揶揄うジョンハンに返す元気も無い…
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年8月19日 10時
