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「順番はどうするの?」
大部屋なので、寝る順番を決めなくてはいけないらしい。正直私は誰の横でも良い。
「ここは話し合いでいきますか、」
「まず、若武はダメだな。」
「はぁ?何でだよ!?」
私は男子達の話しについていけないので、1人、皆の様子を見ることにした。
「若武先生がアーヤの横になったりしたら何しでかすか分からないからね、」
「そうだな、黒木、俺は小塚が1番安全だと思うぞ、」
「え、七鬼、僕に重要な事任せないでっ!」
「それじゃあ、心の友である俺が、」
「いや、心の友とか関係ねーたろ!」
はぁ…と私はため息を着く。
いつまでこの茶番は続くのだろうか……
「姫は、誰の横が良い?」
ふいに黒木くんから振られた質問に私はキョトンとする。
誰でも良いけど……忍?
「忍の横が良い。」
「なんで俺の横じゃないんだよっ!?」
「忍が1番安全で、しつこくないから、」
ぐっと言葉に詰まる若武に忍がドンマイと言った。
「早く寝ようぜ、バカ武なんてほっといてさ、」
うん、そうだね、
私達は布団をひいて、自分の布団の場所を決めた。
「立花、枕交換して、」
うん。別に良いけど、どれも同じだと思う。
まだ、10:00にもなっていなかったのに意外に速く眠りにつけた。
_____________________
私が眠りから覚めたのは真夜中だった。
トイレに行きたい…1人は…恐いな…
私は隣にいた忍を揺する。
「忍…起きて、」
「んぅ?ん、おはよ…立花。朝にしては暗くないか?」
「朝じゃないよ、あのね、トイレに付いてきてほしいの、」
トイレは温泉のよこにあったはずだ、
「良いよ、恐いの?」
まだ、寝ぼけてたのか私はコクリと素直を頷いた。
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マシュマロ - おもしろい (2020年2月2日 9時) (レス) id: 01b39ab0f1 (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - 魔理沙さん» ありがとうございますwその事件は新しく作った小説の方で進めていきます (2019年8月13日 10時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - すっごく面白い。彩はどんな事件に巻き込まれるのかな? (2019年8月13日 10時) (レス) id: 32185305c0 (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - すいません。なんかいじってたらアカウント消えたので、新しくしました。神の子などの作品等は新しく作り直します。ご迷惑おかけします…。 (2019年8月11日 13時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - lkwistervenさん» 返信遅くなりすいません。ありがとうございます。更新頑張りたいと思います! (2019年8月11日 11時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
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