検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:47,634 hit

four ページ4

【彩様へ、
下着は新しいものてす。どうぞつかってください。
またふくろは黒いビニールなので使った下着をいれれます。
  貴方の式神シンより】



子供が書いたような字でそう書いてある。



私の式神?

式神って確か昔の陰陽師さんとかが使役していた幽霊てきな奴でしょ?

たまにアニメやマンガとかで出て来る…。


ただの悪戯だよね…否、悪戯だとしても女子風呂に入るなんて…


「おい、アーヤまだかぁー!?」


うっ、若武…


「ごめん、もう少し。」


仕方ない。皆待たせてるんだから速くしないと、

シンさん、使わせて貰います!


誰か分からない人に感謝して私は下着をきて浴衣を着た。



「お待たせ、待たせてごめんね。」


そう皆に謝って皆の輪の中に入る。



「アーヤ、その袋なんだ?」


そこプライバシーだから、若武、アウトッ!!



「なんだよアーヤッ、気になるだろっ!」


「まぁまぁ若武先生。そうしつこくしてると嫌われるぜ、
それに、アーヤだって女の子なんだ、秘密の1つや2つあるだろ、」


黒木くんありがと、



「仕方ない。」

「なに上から目線なんだよ、」


あぁ、若武と上杉くんまたケンカしてる。


「アーヤ、晩ご飯何だと思う?」


うーん…何だろう。


「翼は知ってるの?」


「そりゃアーヤ待ってる間七鬼と小塚と一緒に見てきたから」


「わっ、美門っ!なんで言うんだよ!」


小塚くんが隣からひょこっと現れ翼の口を押さえる。


「小塚、なにか悪いのか?」

「そ、そりゃぁ…だって…」



忍…小塚くんが困ってるよ、


「話しがズレてる、晩ご飯はね、鍋と刺身の盛り合わせと白ご飯と卵焼きと豚汁なんだ、上手そうだよねぇ、」



うん、本当美味しそうだけど多そうだね、



「あの…もう夜ご飯の準備が整いましたがどうします?あと、もう少し声のボリュームを下げてください。」


女将さんがそう注意する。


私達はジトーッと若武と上杉くんの方を見る。
2人はバツが悪そうに「すいません、」と謝る。



「あの、他にお客さんが来たんですか?」


歩きながら小塚くんが女将さんに質問する。



「いえいえ、来てはないのですが……まぁ…その…」


答えにくいのか女将は口をつぐんでしまった。


小塚くんは悪い事を聞いてしまったというふうにチラチラと女将さんの顔を見ている。



「さぁ、今日の晩ご飯は腕によりどころをかけました、どうぞ召し上がってください。」

five→←three



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マシュマロ - おもしろい (2020年2月2日 9時) (レス) id: 01b39ab0f1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 魔理沙さん» ありがとうございますwその事件は新しく作った小説の方で進めていきます (2019年8月13日 10時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - すっごく面白い。彩はどんな事件に巻き込まれるのかな? (2019年8月13日 10時) (レス) id: 32185305c0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すいません。なんかいじってたらアカウント消えたので、新しくしました。神の子などの作品等は新しく作り直します。ご迷惑おかけします…。 (2019年8月11日 13時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - lkwistervenさん» 返信遅くなりすいません。ありがとうございます。更新頑張りたいと思います! (2019年8月11日 11時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2019年1月27日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。