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【彩様へ、
下着は新しいものてす。どうぞつかってください。
またふくろは黒いビニールなので使った下着をいれれます。
貴方の式神シンより】
子供が書いたような字でそう書いてある。
私の式神?
式神って確か昔の陰陽師さんとかが使役していた幽霊てきな奴でしょ?
たまにアニメやマンガとかで出て来る…。
ただの悪戯だよね…否、悪戯だとしても女子風呂に入るなんて…
「おい、アーヤまだかぁー!?」
うっ、若武…
「ごめん、もう少し。」
仕方ない。皆待たせてるんだから速くしないと、
シンさん、使わせて貰います!
誰か分からない人に感謝して私は下着をきて浴衣を着た。
「お待たせ、待たせてごめんね。」
そう皆に謝って皆の輪の中に入る。
「アーヤ、その袋なんだ?」
そこプライバシーだから、若武、アウトッ!!
「なんだよアーヤッ、気になるだろっ!」
「まぁまぁ若武先生。そうしつこくしてると嫌われるぜ、
それに、アーヤだって女の子なんだ、秘密の1つや2つあるだろ、」
黒木くんありがと、
「仕方ない。」
「なに上から目線なんだよ、」
あぁ、若武と上杉くんまたケンカしてる。
「アーヤ、晩ご飯何だと思う?」
うーん…何だろう。
「翼は知ってるの?」
「そりゃアーヤ待ってる間七鬼と小塚と一緒に見てきたから」
「わっ、美門っ!なんで言うんだよ!」
小塚くんが隣からひょこっと現れ翼の口を押さえる。
「小塚、なにか悪いのか?」
「そ、そりゃぁ…だって…」
忍…小塚くんが困ってるよ、
「話しがズレてる、晩ご飯はね、鍋と刺身の盛り合わせと白ご飯と卵焼きと豚汁なんだ、上手そうだよねぇ、」
うん、本当美味しそうだけど多そうだね、
「あの…もう夜ご飯の準備が整いましたがどうします?あと、もう少し声のボリュームを下げてください。」
女将さんがそう注意する。
私達はジトーッと若武と上杉くんの方を見る。
2人はバツが悪そうに「すいません、」と謝る。
「あの、他にお客さんが来たんですか?」
歩きながら小塚くんが女将さんに質問する。
「いえいえ、来てはないのですが……まぁ…その…」
答えにくいのか女将は口をつぐんでしまった。
小塚くんは悪い事を聞いてしまったというふうにチラチラと女将さんの顔を見ている。
「さぁ、今日の晩ご飯は腕によりどころをかけました、どうぞ召し上がってください。」
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マシュマロ - おもしろい (2020年2月2日 9時) (レス) id: 01b39ab0f1 (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - 魔理沙さん» ありがとうございますwその事件は新しく作った小説の方で進めていきます (2019年8月13日 10時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - すっごく面白い。彩はどんな事件に巻き込まれるのかな? (2019年8月13日 10時) (レス) id: 32185305c0 (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - すいません。なんかいじってたらアカウント消えたので、新しくしました。神の子などの作品等は新しく作り直します。ご迷惑おかけします…。 (2019年8月11日 13時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - lkwistervenさん» 返信遅くなりすいません。ありがとうございます。更新頑張りたいと思います! (2019年8月11日 11時) (レス) id: fbca833c0b (このIDを非表示/違反報告)
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