ノーマンΩ×ヒロインα 2 ページ29
「し、知ってたっ！？オメガバース！ノーマン知ってた！？」
ママに教えて貰って開口一番、私はノーマンに食い気味で話しかけた。
「知ってたって？…逆に聞くけど、Aは知らなかったの？」
「知らないよ！！ナニソレ！？」
本当に知らなかったということを信じたらしく。
ノーマンはだんだん可哀想なモノを見るように目つきを変えた。
え！知ってたの！？
「だ、誰も教えてくれなかった！」
「教えられなくとも分かるものなんだよ」
そんな本能でわかるレベルなの！？
もしかしたら私が思っている以上にこの世界の人類は進化していた亜種なのかもしれない。
私の境遇(孤児)を知る者は大体なんとなく「あ…」と察してくれるかもしれないが、さらに哀れみを頂くことになるのは必須。
そもそも性教育が遅すぎだ。
12才が初経の平均年齢なのだからそれより前に教育すべきだろう。
「それじゃあ自分の性も知らないの？」
「知ってるよ！ママに教えて貰ったの、αだよ！」
「そうだろうね〜」
ソファーに座り直して保険の教科書を真面目に読む。
読めば読むほど不思議な世界だ。というか、神秘の世界だ。
「因みに…ノーマンはどれなの？」
「えっ ち」
「えっ ちなの！？」
もう、わっけわかんない！
まぁでも、貴方は男ですか？女ですか？と聞く奴はえっ ちというか頭おかしいかな？と思うが…うーん。
「言いたくないなら良いけどさ別に」
「いや、教えてもいいけど、」
パタンっと奴は本を閉じてテーブルに置いた。
なにか改まっている気がして「おや…？」とノーマンを観察する。
「…………僕は「Aー！！性どうだっ……てあれ、2人して改まってどうしたの？」…エマ」
「あ、ノーマンが性を教えてくれるって言うから…」
ね、とノーマンの方を見ると、ノーマンは困ったように眉を下げていた。
「………ううん、なんにもないや」
何かよくわからないうちにノーマンは一人で腹を立てて自室に引きこもってしまった。
何に怒ったのかさっぱり分からない。
「……ノーマン、絶対に性は教えてくれないんだよ。だからチャンスだったのに…ごめんねA」
シュンとしてしまったエマの頭を撫で、大丈夫と告げながら、ノーマンの性について考えていた。
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十六夜 - まさかのオメガバース…！面白かったです！ぜひ続きお願いします！ (2019年3月18日 23時) (
レス) id: 0c00cde65c (このIDを非表示/違反報告)
ヤシの実 - オオオオメガバース！？約ネバでオメガバースが読めるとは...Ωノーマンやっっばいですねっ！！ドキドキしました（照） ‥‥あ！( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ初めまして！もしよろしければオメガバースの続きを…… (2019年3月18日 21時) (レス) id: ad6942667d (このIDを非表示/違反報告)
相沢恋(プロフ) - 猫好きさん» 泣きながら祈ったのでしょう？は長編化していますので、そちらを読んでいただければ分かると思います。それでも分からないようでしたらぜひぜひコメント下さいませ！ノーマンの愛は重いです笑 (2019年3月18日 21時) (レス) id: 49ab268cae (このIDを非表示/違反報告)
相沢恋(プロフ) - 菫の花さん» うわぁぁ、ありがとう！！私もこういう悲恋、報われない話大好きすぎて主食だから←(私も菫の小説大好きすぎる！！！悲劇のお姫様今度続き書きたいいい！！コメントありがとう！ (2019年3月18日 21時) (レス) id: 49ab268cae (このIDを非表示/違反報告)
相沢恋(プロフ) - コーラサワーさん» 内容パクらなければ大丈夫ですよ！あと、自分自身のコメントしか消せないので、コーラサワーさんのは消せません、ごめんなさい！ (2019年3月18日 21時) (レス) id: 49ab268cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：相沢恋 x他1人 | 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2019年2月11日 12時
