２話 ページ3
一方通行side
家に帰りつき、少女をベッドの上に寝かせる。
少女の服装がアレなので、近くにある毛布を雑にかける。自分はソファーに座り、コンビニで買ったブラックコーヒーを飲み始めた。
少女「…………？………！！」
少女は起きて、体を起こすと『ここはどこ？』と言わんばかりに辺りを見回し、一方通行に気づくと驚いたのか自分がかけられていた毛布を自分の顔の前に持っていき、隠した。
一「…ﾁｯ……気づいたンのなら、とっとと出てって家に帰れェ」
言いたいことだけを少女に言って、自分はソファーに寝っ転がって反対方向を向いて寝に入ろうとしたが、少女は動かない。
一「……なにしてンだ。さっさと……」
少女の方を向いて『帰れ』と言おうとしたが、それはできなかった。
なぜなら……
少女「……………(ｼｭﾝ……」
下を向いて、元気がない様子だったからだ。
一「………おい、まさかとは思うがよォ…帰る場所がねェってのか？」
何かしらの予感だしたので、少女に聞くと…
少女「……！…っ………(…ﾆｺｯ」
少女は初めはナニかを言おうとしたが、『大丈夫』と言うように笑った。そして、笑ったかと思えば少女は玄関の方に向かってﾍﾟｺﾘと一方通行に頭を下げてそのまま玄関から出て、外に出ていってしまった。
一「………ﾁｯ…」
暫くすると、一方通行がイライラしたような舌打ちが部屋に響いた。なぜイライラしているのかと言うと…
一(……なンで…アイツが笑った顔が頭から離れねェ……！！)
先程の少女が笑った顔が思い出されるのだ。
でも、ただ笑っていたのではない。あのときの女子の笑顔は、無理をして笑っていたようだった。まるで『迷惑をかけさせまい』と言うような笑顔…
一「ﾁｯ…面倒くせェ……」
ナニを思ってか、一方通行は少女を探しに行った。
一「……見つけた…」
少女は噴水の前に立っていた。ただｼﾞｯ…と、噴水を見ていた。
一「…おい」
少女「……！…(ﾍﾟｺｯ」
一方通行が声をかけると少女は気づき、『先程はありがとうございました』と言うように笑って頭を下げた。
一「お前、帰るところがあンのか？」
少女「…！！……(ﾆｺｯ」
最初は図星を憑かれたかのような表情を出したが、また先程のように『迷惑をかけさせまい』と言うような笑顔を一方通行に向けた。
一「帰るところがねェンだな」
もう確信した一方通行は少女に言うと…『バレたか』と言うような仕草と表情をしたが、『大丈夫だよ！』と言うような顔をしたのが一方通行は気に入らなかった。
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ワンパンマン大好き - キスシーンの自分の心の第一声 ワオびっくり! (2019年7月14日 2時) (
レス) id: bda1ec34af (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - 由布さん» 返信遅くなって申し訳ございませんｯ!! 結構アツアツです笑 (2018年12月26日 20時) (レス) id: c6f14945fc (このIDを非表示/違反報告)
由布 - あーらまーお熱いことで♪ (2018年9月11日 21時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - ぽんず*さん» 遅くなって申し訳ございませんｯ!!m(_ _)m 年齢は未定ですが、一方通行よりも1･2歳年下ぐらいですｯ!! (2018年8月21日 21時) (レス) id: c6f14945fc (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず* - 作品いつも楽しみにしてます(*^^*)ところで夢主の年齢はいくつなのでしょうか？ (2017年10月21日 20時) (レス) id: 93dc01f69b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉のクローバー | 作成日時：2017年5月20日 4時
