１０話 ページ11
一方通行side
一「俺がもし…『level６』になれる実験に協力するって言ったら…どォする？」
（人1)「…………！？」
（人1)は目を丸くしながら俺を見た。
そりゃそォだよなァ…こンなことを急に話されてもなァ…
一「…悪ィ、今のことは忘れてくれ」
後頭部を掻きながら一方通行は（人1)に言った。
その様子を見て（人1)は一方通行の前に行き、一方通行の目線に合うように少し屈み、ニコッと微笑んだ。
その微笑みはまるで『頑張れ』と言っているような微笑みだった。
一「…………………あァ、頑張ってやンよォ」
ぐしゃっと（人1)の頭を乱暴に撫でた。
ある日…空はオレンジ色に染まっている…
そんな中で一人の少年が、銃を持って逃げている少女を余裕そうに歩きながら追い掛けている。
一「…ンだァ？その逃げ口はァ愉快にケツ振りやがってェもしかして誘ってンのかァ？(妖笑」
一方通行は実験に加担した。力さえ手に入れれば（人1)を守ることも出来ると思ったからだ。
そして今は、一方通行と同じlevel５の人間のクローンを２万体殺す実験をしている。
正直面倒くせェ…
２万体も殺さねェといけねェンだからよォ…
そしてあっという間に今日の実験は終わる。
俺の周りを見れば、辺り一面は赤に染まっている。
薄っすら漂う鉄の臭い…
くせェ…
一(さっさと帰るかァ…………アイツも待ってるしなァ…)
若干暗くなっている空を見上げて一方通行は、（人1)の顔を思い出していた。
ｶﾞﾁｬｯ…
もう外は真っ暗になったころ、一方通行は家に帰り付いた。
実験場からそんなに遠い距離ではないが、一方通行は遅くに帰ってきた。
一(もォ寝てるよなァ…？)
リビングに向かうと、テーブルの上にはラップに包まれた一方通行の夕食らしき食べ物…
一(………………………………風呂でも入るかァ…)
一方通行は一方通行の分の夕食を冷蔵庫に入れて、自分はお風呂場へと足を運んだ。
一「……！……オマエ…起きていたのかァ？」
（人1)「…………(ｴﾍﾍ…」
お風呂から上がり、（人1)の顔が見たくなった一方通行は（人1)が寝ているベットに行くと、（人1)は横になったまま目を擦りながら起きていた。
一「……………ﾁｯ…寝てろよなァ…」
一方通行は（人1)が寝ているベットに腰掛け、頭を掻きながら言った。
すると（人1)は、一方通行の手を握ってきた。
眠たいせいか、握る力は弱々しかった。
だが、一方通行は振りほどかず（人1)に手を握られているままでいた。
暫くすると、ベットから二人の寝息が聞こえてきた。
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ワンパンマン大好き - キスシーンの自分の心の第一声 ワオびっくり! (2019年7月14日 2時) (
レス) id: bda1ec34af (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - 由布さん» 返信遅くなって申し訳ございませんｯ!! 結構アツアツです笑 (2018年12月26日 20時) (レス) id: c6f14945fc (このIDを非表示/違反報告)
由布 - あーらまーお熱いことで♪ (2018年9月11日 21時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - ぽんず*さん» 遅くなって申し訳ございませんｯ!!m(_ _)m 年齢は未定ですが、一方通行よりも1･2歳年下ぐらいですｯ!! (2018年8月21日 21時) (レス) id: c6f14945fc (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず* - 作品いつも楽しみにしてます(*^^*)ところで夢主の年齢はいくつなのでしょうか？ (2017年10月21日 20時) (レス) id: 93dc01f69b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉のクローバー | 作成日時：2017年5月20日 4時
