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酔っ払い小悪魔1 (万里) ページ13
それからが、大変だった。
酔ったAは距離感がおかしくなっていて、誰彼構わず抱きついたり
「ふふ、十座さん付いてますよ」
と兵頭の口元に付いていたクリームを取るなんていう普段なら絶対にしないことまでしていた。兵頭の戸惑った顔は面白かったけど、この状況は面白くねえ。
至「A、至さんにもぎゅーは?」
「至さん、ぎゅー」
至「あー、生きてて良かった……」
綴「壮大だな……」
至さんはこの状況に乗じて何度もAにハグさせている。捕まるぞおっさん。
「万里さんも」
そう言って抱きついてくるAに、
万里「万里さんはキス以外受け付けねー」
と言ってやれば、何のためらいもなく
「じゃあ、ちゅー」
と頰に柔らかい感触がした。
万里「な、は?すんのかよ!」
「だって万里さんが…」
万里「いや、おま…」
まさか本当にするとは思わなかったから、柄にもなく慌てた。
至「クソ、そっちの選択肢だったか…」
万里「いやギャルゲじゃないんすから」
マジで酔ったA、天使っつーか小悪魔だろ……
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作者名:iha | 作成日時:2020年1月22日 18時