検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:111,176 hit

酔っ払い小悪魔1 (万里) ページ13

それからが、大変だった。
酔ったAは距離感がおかしくなっていて、誰彼構わず抱きついたり

「ふふ、十座さん付いてますよ」

と兵頭の口元に付いていたクリームを取るなんていう普段なら絶対にしないことまでしていた。兵頭の戸惑った顔は面白かったけど、この状況は面白くねえ。

至「A、至さんにもぎゅーは?」
「至さん、ぎゅー」
至「あー、生きてて良かった……」
綴「壮大だな……」

至さんはこの状況に乗じて何度もAにハグさせている。捕まるぞおっさん。

「万里さんも」

そう言って抱きついてくるAに、

万里「万里さんはキス以外受け付けねー」

と言ってやれば、何のためらいもなく

「じゃあ、ちゅー」

と頰に柔らかい感触がした。

万里「な、は?すんのかよ!」
「だって万里さんが…」
万里「いや、おま…」

まさか本当にするとは思わなかったから、柄にもなく慌てた。

至「クソ、そっちの選択肢だったか…」
万里「いやギャルゲじゃないんすから」

マジで酔ったA、天使っつーか小悪魔だろ……

酔っ払い小悪魔2 (綴)→←酔っ払い天使2 (綴)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
215人がお気に入り
設定タグ:A3! , エースリー , 愛され   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:iha | 作成日時:2020年1月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。