MANKAI寮の天使2 (ページ11)

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酔っ払い天使1 (監督) ページ11

監督「A～ただいま」

ある日、寮に帰って荷物を置きに部屋に入ると、Aが机に突っ伏していた。

監督「A？具合悪いの？どうしたの？」

慌てて顔を覗き込めば、ゆるゆると顔を上げたAは私の顔を見てふにゃりと笑うと

「おねえちゃん。おかえり」

と抱きついてきた。
え！？なにこの可愛い生物？！前々から疑ってたけどやっぱり本物の天使だったの？！
口元を覆ってその可愛さに打ち震えていると、

「おねえちゃんも、ぎゅってして？」

と強請ってくる。これでもかというくらいぎゅっと抱きしめ返せば、Aは「えへへ」と嬉しそうに笑った。え～～～可愛いよ～～～
そこで、夕飯が出来たとリビングから臣くんがみんなを呼ぶ声がした。
これは大変だ…今この天使をみんなの前に連れて行けば大騒ぎになってしまう…でもAお腹すいてるよね、ご飯食べたいよね。仕方ない…

監督「A、ご飯食べに行こっか」
「うん」

私は覚悟を決めて、天使の手を引いた。