101 ページ5
.
3人は工藤邸に入り、二階のクローゼットの中で新一の子供服を見つけた。
新一(仮)は子供服に手を通し、Aと博士は雨で濡れた髪をタオルで乾かす。
博「なにぃ⁉け、拳銃の密輸じゃと⁉」
新(仮)「あぁ、それをネタにゆすってる奴らを見ちまったんだよ」
博「それで君の口を塞ぐために毒薬を？うーん…Aくんはどう思う？」
『へ？な、なにが？』
このまま原作通り話が進んでいくと思い、ほぼ話を聞いていなかったAは突然話を振られ焦る。
博「ほれ、新一が小さくなった理由じゃよ」
『あー、その薬が未完成だった。薬の副作用で体が小さくなりましたって感じ？』
新(仮)「そういうこと。なぁ、頼むよ博士。天才だろ？俺の体を元に戻す薬を作ってくれよ」
博「無茶を言うな。その薬の成分がわからんことには…」
『(さっき自称"天才発明家でガラクタしか作ってない"みたいなこと言ってたのによく言うな)』
Aは苦笑いしながら2人の会話を聞いていた。
着替えが終わったところで、何か手掛かりになるような資料があるかもしれないと書斎に移動した。
新(仮)「じゃあ、奴らの居場所を突き止めて、あの薬を手に入れればいいんだな？」
博「あぁ、その薬があればなんとかなるかも知れんが……新一。小さくなったことはわしとAくん以外には言ってはならんぞ？」
新(仮)「え？なんで？」
博「君はまだ生きている。つまり工藤新一だとわかったらまた奴等に命を狙われるじゃろ。それに、君の周りの人間にも危害が及ぶ。いいか？君の正体が工藤新一であることは此処にいる3人だけの秘密じゃ。決して誰にも言ってはならん。勿論、あの蘭くんにもじゃぞ？」
新(仮)「……あぁ、わかったよ」
『あ"…』
博「どうしたんじゃ？Aくん」
『いや、何でもないよ…』
？「新一？居るんでしょ？」
「「え"」」
？「もう、帰ってるなら電話くらいでなさいよ‼鍵開けっ放しよ？」
新(仮)「ら、ら、蘭だ‼」
タイミングよく蘭が工藤邸を訪れた。
突然の訪問に焦る2人。
一方Aは博士の言葉で新一が小さくなったと知ってしまった事に漸く気付き、このままでは原作に巻き込まれてしまうとショックを受けていた←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2647人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あや(プロフ) - ☆ねこ☆ねこ☆さん» コメントありがとうございます！確かに…組織が関わってるから尚更ですね。警学組の気持ちもわかるけどチケット取り上げられて怒る気持ちもわかるから今後どうなるか悩みどころです(笑) (3月1日 19時) (
レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
☆ねこ☆ねこ☆ - 伯父さんの事が落ち着いたら帰るんだろうけど・・・心配したって怒られそう・・・ (2月28日 9時) (レス) @page38 id: 1ea07c327d (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます！全然更新してなかったですね…更新頑張ります！ (10月21日 17時) (レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (10月8日 16時) (レス) @page37 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - おここさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！次は早く更新できるよう頑張ります！ (8月31日 8時) (レス) id: fec2c555d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あや | 作成日時：2021年8月22日 9時
