ヤンデレな彼氏を愛してしまった少女の××【名前変換オリジナル】

ダイスキ_43* ページ45

彼side


これが僕の求めていた愛。



Aとしか成せない愛。



ほかの人からすればきっと重いとか、病んでるとか思われるのだろう。こんな愛し方じゃダメだと言われてしまうかもしれない。



別にそれでいい。これが僕達のやり方だから。



普通の男子は彼女がここまでベッタリだったら嫌だと言うのか？



意味がわからないな。最高じゃないか。



逆に何故お前らはそんな恋愛で満足できるのか、そこの方が僕にとっては疑問だ。



愛せば愛すほどその愛を愛で返してくれるA。



そのキスは深く深くなってゆく。



愛を確かめるかのように深く深くどこまでも。



それから存分に愛を確かめ合った僕達は疲れ果てて同じベッドで寝転がる。



貴｢はぁ…はぁ…もう…疲れてるのに……余計疲れた。｣



彼｢でも拒まなかったから。｣



貴｢嫌じゃなかったもん。｣



彼｢いい子。｣



Aを眺めながらよしよしと優しく頭を撫でる。



貴｢もうそろそろ本当に眠い……｣



彼｢いい加減寝よっか。｣



貴｢うん……どっこも行っちゃダメだよ。私が起きるまでここで寝ててね。｣



彼｢分かってるよ。もう一生Aの前から離れない。｣



何回も聞いた質問に何回も答えた言葉で返す。



そして僕達はようやく眠った。

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