ヤンデレな彼氏を愛してしまった少女の××【名前変換オリジナル】

ダイスキ_35* ページ37

貴女side



貴｢はっ！｣



目が開いてガバッと起き上がる。



悪夢から目が覚めると私は汗だくになっていた。



貴｢夢……。｣



私は安堵した。



今のが現実じゃなくてよかったって。



気がつけば時計は七時前を指している。



こんなに寝ちゃってたんだ…。



七時前と言っても夏の夕方はまだ明るい。



貴｢そういえば…奏斗どこ行ったんだろ。｣



だるい体を起こし立ち上がると立ちくらみがした。



貴｢やっぱ何時間も昼寝したせいかな。｣



階段を下りて奏斗を探す。



取り敢えず台所へ向かった。



もう7時だから私を起こすのを悪いと思って晩御飯の準備をしてくれているのかもしれない。



貴｢奏斗？いる？｣



シーンとした台所。彼の姿はない。



貴｢トイレかな？｣



その後トイレに行ったが誰も入っておらず彼の姿はなかった。



貴｢……おかしいな……なんでいないの？｣



すごく心細くなる自分を何とか抑えて他の部屋も全部全部見て回った。



が、依然として彼の姿は見当たらない。



と言うことは家にはいないということ。



買い物かどこかに行ったのかな？



私が寝てたから1人で。



それなら置き手紙くらい…するよね？



もうすぐ…帰ってくるよね？

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