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出社すると、もう大丈夫なのかと声をかけてくれる同僚たちが数名。
こんな忙しい時期に困ると零す上司数名。
端から優しい言葉をかけて貰えるとは思っていなかったけど、渡された仕事の量に溜息をつきたくなる。
「休んだ分しっかりしろ」
「、、、はい」
好きで休んだわけではないんですけどねー、と悪態をつきそうになるのをなんとかやり過ごしながらパソコンに向かう。
本当に社内にインフルエンザは蔓延しているようで、仕事を代わってくれた隣の同僚は出社時間を過ぎても来ることは無かった。
本調子では無いからか身体の怠さはマシにはなったもののまだ残っている。
家の中では短い距離なのに歩かせようとしない彼に抱えられていたものだから出社だけでも凄く歩いたような気がした。
随分と彼に甘やかしてもらったなとコピーをしている間、熱を出していた時のことを思い出す。
寝ている間何度も熱を測られていたような気がするし、少し咳をしただけで優しく背中を撫で続けてくれたから良く眠ることが出来た。
(最初はあんなに小さかったのにね)
元の姿に戻って彼氏になった彼は、甘やかすことが上手な頼れる存在になった。
(しんどいのに、よう頑張ったね)
優しい彼の声を思い出していると自分が呼ばれている事に気付く。
「もう大丈夫なんですか？」
「大丈夫ですよ。お休み頂いてしまってすいません」
同期である男性社員が労りの言葉をかけてくれて笑顔で返す。
「その割にはちょっとぼーっとしてたように見えましたけど...」
「あぁ、、、」
優しい彼氏の事を思い出してました、なんて言えず少し考え事をしてましたと誤魔化す。
「それなら良かった。あの、、、」
「はい」
なかなか話し出さない彼の言葉を待っていると良かったらお昼ご一緒しませんかとランチに誘われた。
(電話したいしなぁ...)
しっかり栄養つけに行きましょうと誘ってくれる彼のお誘いを、お弁当を持ってきてしまったのでとお断りした。
「残念です。またお時間あったら行きましょう」
「すみません。是非」
丁度コピーが終わったので軽く会釈をしてデスクに戻る。
数回しか話した記憶がないんだけどな、と不思議に思うけど昼休憩になったら電話しようと決めていたから手を休めず会議の資料を作ることに専念した。
べったりと三日間少しも離れず彼が隣にいてくれたからさみしい。
(早く声が聞きたいなぁ)
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あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» 発狂だなんてありがとうございますw出来る時になるべく更新するようにしているのでこれからもお付き合いお願い致します★ (2019年6月18日 5時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - もう、更新早めで発狂してました (2019年6月17日 19時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 白雨さん» 白雨様ー！ありがとうございます！m(_ _)mキャラクター崩壊も甚だしいですがこれからもよろしくお願い致します！ (2019年6月17日 16時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 赤星になりましたね！おめでとうございます〜！これからの展開も楽しみにしてます(*´艸｀) (2019年6月17日 11時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» ありがとうございます！深夜更新が多いのでご迷惑をおかけするかもしれませんがお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月16日 23時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年6月9日 16時
