＊ ページ29
濱田side.
｢…大丈夫やから。しげも落ち着きや？｣
重｢ぉん…｣
こんな淳太を見たら心配で辛くなるのも分かる…
淳｢すーっ…はっﾋｭｯ…ｾﾞｯ｣
｢淳太？段々呼吸ちゃんと出来るようになっとるから落ち着いてや？俺もしげも側におるから｣
淳｢っ、はっ(ｺｸｯ｣
それから少しして…
淳｢……ごめんっ…｣
｢…疲れたやろ？飲み物もってきたから、これ飲んで少し横になって休んでや？｣
淳｢…ありがと…｣
重｢…雷、こんなに駄目やったんや…｣
淳｢…おん…昔ちょっとな…｣
淳太が小さい頃、公園で遊んどったら近くの木に雷が落ちてきたんやって…
その木が燃えて、淳太の方に倒れてきて…助けてくれた親は火傷で怪我して…
親がいなかったら淳太はそのまま…
その経験のせいで、雷恐怖症になったってゆっくり話してくれた
重｢…ごめん…俺、あんな茶化して｣
淳｢…知らなかったんやから…俺こそ、こんな姿、見せてごめんなっ？｣
｢謝らんで？｣
淳｢けどっ、俺っ二人にっ｣
｢！大丈夫やから｣
過呼吸直後で呼吸が安定していない淳太を落ち着かせる
重｢…俺、今日の振り付け中止のお願いしてくる｣
淳｢!!ちょっと休めば大丈夫やからっ｣
重｢けどっ｣
…ここで中止を頼んだら皆に恐怖症のことがバレてまう…
淳太のことやから、皆にバレたくないんやな…
｢…分かった。けど、その代わり一つ約束｣
淳｢？｣
-淳太side.-
｢ﾋｭｯ…はっ………すー…はー………も、大丈夫っ｣
濱｢…そっか｣
重｢…ホンマに大丈夫なん？｣
二人にバレた日に、濱ちゃんから二人には隠そうとしないで頼ることを約束させられた
実際、二人は雷の度に支えてくれて…
二人がおるからかなり助かっとる
重｢なぁ、やっぱ治すのやめへん…？｣
｢克服しようとせんと、いつまでも恐怖症治らんし…｣
濱｢けど…無理しとるやろ？｣
しばらく経ってから、俺は精神科に行って恐怖症を治したいって相談した
｢二人がおるから大丈夫。やから…そのっ…｣
濱｢…ちゃんと側におるよ｣
重｢けど、無理はし過ぎないでな？｣
｢おん。おおきに…｣
その後も治療を続けて、先生にも驚かれるほど経過は順調やった
二人のおかげで、俺の恐怖症が治るのも…そう遠くない話かもしれへん________……
-End.-
＊＊＊*さん、リクエストありがとうございました!!
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メイ@(プロフ) - 未来さん» そうなんですね！一緒の人がいて嬉しいです(^^) (2020年5月5日 1時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - え！スノも好きなのでめちゃめちゃ楽しみですー！ (2020年5月5日 1時) (レス) id: 8bbaf315cc (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - Sさん» そう言ってもらえて良かったです!!足すかもしれないというのは可能性で、書くとしてもすぐには無理ですが…(^_^;)もし書いた時はコメントのレスで報告しますね！ (2020年5月2日 1時) (レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - とっても良かったです！まだ足してもらえるんですか？楽しみでしかないです！よろしくお願いいたします！ (2020年5月1日 23時) (レス) id: ddc4a8cc21 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - ＊＊＊*さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!リク受付再開時はいつでも是非！お待ちしてます^_^応援までしていただき、ありがとうございます!! (2020年4月26日 2時) (レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2020年3月29日 11時
