【合作企画】我ら空木高校栄進クラス！！２【募集中】

波乱の合同授業6（象） ページ33

鶴姫は真っ先にみやびのもとへと走っていった

鶴姫「みやび〜！！！！」

ガバっと盛大に抱きつけばみやびを嬉しそうに言う


みやび「鶴姫！」


お互い、目まぐるしく変わる環境により、あまり会えていなかった。

久しぶりに会えたことが嬉しすぎる鶴姫はニッコニコのスマイルで近況報告をする


鶴姫「わーい、みやびだ！ねぇねぇそっちはどんな感じ？こっちは入学初日から旗印が起こっちゃったの！その後色んな友達作れたし、ちょっぴり怪しそうな事件とかもあるし毎日飽きないよ〜」

あまりにも嬉しい時に超早口になってしまう鶴姫の言葉なら普通の人は困惑してあまり聞き取れないが、みやびは幼馴染の仲ということで一語一句漏れなく聞ける


みやび「まぁまぁ鶴姫…言葉は逃げませんからちょっとゆっくり喋ったらどうですか？私の方は…はい。もう毎日喧嘩沙汰…」



少々げっそりしながら言うみやび


鶴姫はそんなみやびにぶどう味の飴を差し出す


鶴姫「あらら、大変だねぇ。はい、みやびの好きな飴出すから元気出しな？」


みやび「ありがとう…！ホント、こういうとき幼馴染がいると有り難いんですよね。それに鶴姫コミュ力すごいですし」

鶴姫「ありがと〜！じゃあ銀杏高校の人たちとも仲良くなろうかな？」



みやび「うーん…まぁ悪い人…たちでは無いと思うからいいと思いますよ？(毎日血みどろだけど)」


鶴姫「でも、後でにしとく。折角みやびに会えたんだから、もう少し一緒にいたいし」


鶴姫は自身のポッケから蜜柑の飴を出す


みやびと彼女は同時に飴を口に放り込み、お互いに顔を見合わせて微笑んだ

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