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波乱の合同授業3(檸檬茶(レモンティー)) ページ30

「秀吉ったら…随分そちらの方と仲が良いのね。」

銀杏高校との合同授業。久し振りに"彼"に会えることを楽しみにしていた茶々は現在怒りに震えていた。
事前に連絡も取っていたし、秀吉に少しでも褒めてもらいたいと準備は充分だったのに
いざ教室についてみれば、"彼"は仲良さげにみやびや栄進の女子達と話しており茶々に気付く素振りすら見せない。

(まったく、女好きにも程があるわ。連絡だってしていたのに)

「ねぇ、犬ちゃん。申し訳無いんだけど私の荷物預かっててくれないかしら。」





そして、冒頭に戻る。

「あ…、、茶々やん!おはよ〜、元気やった??俺、今日会えるの楽しみにしてたんやで〜。えっと…あ、そうやこっちは日下部みやびちゃん!特進唯一の女の子」

声をかけたことでようやく茶々に気づいたらしく、取り繕うように早口で喋る秀吉。

(まったく、それで誤魔化せると思ってるのかしら?それに隣の女の子が困っちゃってるじゃない)

「おはよう、秀吉。
ねぇ日下部さん今日はよろしくね?あ、私のことは茶々で大丈夫だよ」


秀吉に軽く挨拶を返し、茶々はみやびに話しかけることに集中する。そんな中でも、こっちは朝からモヤモヤさせられたのに!秀吉だってちょっとは反省すればいいのよ…と思っていたりはするが決して口には出さない。
それから、秀吉のことは置いておいて教室を見回して話しかけたかった相手を発見する。
先程まで話していたみやびにはそれじゃあまた後で。なんて軽く言葉をかけて、荷物を預かってくれていた犬姫にお礼を述べる。



「あ、茶々さん。お久しぶりです、」


「明智さんお久しぶり!お元気そうで良かったわ!」

話しかけようとしていた相手と目が合うとあちらから声をかけてきてくれる。
そうやって笑っていると、なんとも勢いの良い足音が聞こえてくる。
さぁ、《お前ら知り合いなん!!》…なんて言葉が聞こえてくるまで

あと10秒

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あーゆ - リョウさん» ごめんなさい… 。荒らし防止の為に変えました。もし再度編集するのでしたらご連絡ください。 (2022年12月11日 12時) (レス) id: 0982d46986 (このIDを非表示/違反報告)
リョウ - すみません、パスワードって変わりましたか?今までのパスを入力しても、間違っているということになって編集できないのですが……。 (2022年12月11日 9時) (レス) @page45 id: c77ecc330e (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ふゆう - 更新失礼しました! (2022年12月10日 22時) (レス) id: a30ccd45c8 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ - 更新失礼しました! (2022年12月10日 19時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
リョウ - 更新失礼致しました! (2022年12月10日 17時) (レス) @page46 id: 2a987646b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーゆ(主催者) x他5人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年11月18日 21時

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