ベストアンサー ページ38
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＿＿＿＿＿＿JR・原宿駅前
昼間から多くの人で賑わう東京の街並みに、私は改めて「大都会」の格の違いを実感した。
辺りを見渡せば、どこもかしこも人とビル。そんな窮屈な景観は、正直あまり好ましくない。
特段静かな場所が好きだというわけではないが、ここまでくると逆に疲れてしまうのだ。
「お待たせー！」
「あ、五条先生！……と、姉ちゃん？」
五条先生と共に駅構内を出ると、待ち合わせをしていた悠仁と伏黒くんの姿が目に飛び込んできた。
二人は私が来ることを知らなかったようで、どこか拍子抜けしたように目をまん丸くさせている。
「ちょっと事情があってね。Aも付き添うことになったから」
先生はそう言うと、私の背中をポンッと押して二人の方へと近付ける。
きっと彼は私が尻込みしていたことに気が付いたのだろう。
別に顔を合わせるのは何とも思わないのだが、些か「この格好」で会うのは初めてなのでたじろいでいたのだ。
他人に見せるのは、自分でもまだ慣れないというのもあり少し気恥しい。
「てか、姉ちゃんも制服貰ったんだな！」
『あ、うん。……悠仁も、独断と偏見の被害に遭ったんだね』
「独断と、偏見？なんだそれ」
『いや、こっちの話』
悠仁の制服は伏黒くんのシンプルなものとは違い、赤色の生地でパーカーがついているデザインになっていた。
悠仁らしく似合ってはいるのだけれど、躊躇いなくこういうことをするのはどうなのかと思う。
親切と言うのかすら微妙なラインを突いてくるのが、また先生らしい。
『……て言うか、やっぱりこんなロングスカートでこの辺りウロウロしてたら絶対浮きますよね、私』
「大丈夫だよ、似合ってるしさ」
『さっき電車の中でもかなり奇怪な目で見られてましたけどね、私“達”』
そもそも、私に視線が集まる一番の原因は五条先生な気がする。
背は高いし、あまり見ない白髪だし、おまけに目隠し付けているし。
それと一緒にいるロングスカートのセーラー服少女って、かなり絵面が悪いのではないだろうか。
「……五条先生こういうところあるんで、気を付けたほうが良いすよ」
『心得ておきます……』
伏黒くんの端的なアドバイスに、私は素直に頷いた。
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いか焼き - 好きです！！！ 最高すぎます、、、応援してます！今から2を読んできます！楽しみすぎる…！ (2022年7月4日 2時) (
レス) @page50 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 宿儺の声が頭の中で聞こえたらワイある意味死んでう( ´ཫ`)って思いながら見ました←めっちゃ面白いです！！応援してます( ˃ ˂ ) (2022年1月25日 0時) (レス) @page31 id: dce21dc0b1 (このIDを非表示/違反報告)
古椎エゴ(プロフ) - Tomorrowさん» ご指摘ありがとうございます。変換ミスしていたみたいです！知らせていただき助かりました！ (2022年1月24日 17時) (レス) id: c3c7b307dc (このIDを非表示/違反報告)
Tomorrow(プロフ) - コメント失礼します。とても面白くて何度も読み返してます！ところでなんですけど、祥子ではなく硝子だった気がします！間違えてたら申し訳ないです！ (2022年1月24日 17時) (レス) @page30 id: 81fe567fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミーコ(プロフ) - 面白いです!宿儺推しなのでこの話はとても好きです!がんばって書いてくださいね!応援しています! (2022年1月23日 23時) (レス) id: b974f3c01e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀛 | 作成日時：2022年1月22日 17時
