松野家三男やってます。9

○ ページ14

*



｢いっけぇ！！クソニートおおおお！！！｣



トト子からの声援も熱いものだった。



『｢｢｢｢｢｢はぁぁぁぁ！！！！｣｣｣｣｣｣』



七人のやる気も更に更に上へあがっていく。
じりじりと打ち返そうと頑張っていた。



｢や、ヤりたいぃ！！｣



｢ヤらせてくれぇぇ！！｣



『童貞とはおさらばじゃあぁぁい！！』



｢はぁぁ！卒業したいぃ！！｣



｢せめて見るだけでもおぉ！！｣



｢おっ○ーーい！！｣



｢いや！ヘソのしわぁぁ！！｣



一人一人、それぞれの欲望をバットに全てをかける。
全てはトト子とセッ○スをするため。
もうコーチ松のことは忘れていた。



『｢｢｢｢｢｢はあああああ！！！！｣｣｣｣｣｣』



最早原型を留めていない燃えた表情で七人はバットを握る。



｢俺達七人の力が一つになればぁ！！！｣



『｢｢｢｢｢一つになればぁ！！！｣｣｣｣｣』



すると、七人の口から出てきたそれぞれのイメージカラーのハートが重なり、
一つの大きな輝かしいハートになったのだ。



『｢｢｢｢｢｢おぉ…！｣｣｣｣｣｣』



七人は感動した声を上げていた。



｢でもぉ！




はいっ！せーの！｣



七人の気持ちが一つになったハートは打ち砕かれ、
持っていた大きなバットも壊れた。



『｢｢｢｢｢｢無理なもんは無理ぃ〜！！！｣｣｣｣｣｣』



七つ子は銀河高校の圧倒的な強さに敗れてしまい、
着ていたユニフォームが突風によって全て破れて全裸になる。



『｢｢｢｢｢｢あぁぁぁぁ！！！！｣｣｣｣｣｣』



こうして全裸になった七つ子は宇宙の彼方に飛ばされたのだった。



｢ストライク！バッターアウト！ゲームセット！｣



〈センバツ優勝は第四銀河大付属高校！
ファイナルステージ進出の権利を得ました！〉



なんと、これが決戦ではなく更に上を行くファイナルステージがあるみたいだ。
一体どういうものなのかは不明だが、
もしおそ松達が勝っていたら酷く恐ろしいものなのだろう。


因みに七つ子にセッ○スする権利をあげると言ったトト子は
切腹して死んでしまったのだった。

ここで第四銀河大付属高校の校歌が流れる。
歌詞が希望の星トド松と同様にツッコミどころ満載であるが…。




因みに言うと宇宙の彼方へ吹っ飛ばされた七つ子は
全裸に浮かんだまま、おそ松、カラ松、ハイ松は【お】を作り、
チョロ松、一松は【わ】を作り、十四松、トド松は【り】を作る。

この文字を組み合わせてみよう。




【おわり】

○おうまでこばなし→←○

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