松野家三男やってます。8

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カラ松はまさかの写真集の宣伝にイヤミはシェー拳を出す。



｢イヤミ見てー｣



｢｢｢｢とうっ｣｣｣｣



｢シェーーーーッ！！！！｣



十四松は風邪引いたとき以来の分裂技にまたイヤミはシェー拳を出した。



｢イヤミー、この子ー。実は旦那も子供も居るってー｣



｢シェシェシェシェシェシェ！！シェーーーーッ！！！！！｣



｢うおおおっ！！｣



イヤミと仲良くしていた老人の娘には旦那と子供が居た事実に
大きなショックを受けたのか、イヤミは更なるシェー拳を発動させた。
それを喰らった相手はボロボロになって倒れた。



〈なんとダウンです！イヤミの素晴らしい波状攻撃が決まりました！〉



｢｢｢｢｢｢いえーい！｣｣｣｣｣｣



かなりの嫌がらせ行為には過ぎないのだが、結果オーライだ。
おそ松は老人の娘とその旦那とハイタッチをし、
老人は二人の子供二人とハイタッチしていた。



｢チミ達！いい加減にしてちょー！ミーになんの恨みが！｣



｢いやー、上手くいったねー｣



『まさかこんなに効果があるとは…』



｢よーし！トドメだ！次いこう！｣



壮大なるイヤミの驚かせ攻撃が上手くいき、
おそ松が相手を倒すトドメとして次のネタを要求した。



｢あ、でも！｣



『｢｢？｣｣』



｢もうイヤミを驚かせるネタがないかも…｣



｢シェー！マジで！？｣



驚かせるネタを全て出しきってしまったのか何もネタがなく、
まさかの事実におそ松はシェーをした。



｢何がシェーだ…。ぶっ殺してやる！！｣



｢わ、わぁ！？｣



なんと相手はタイミング悪く強化してしまい、
全身赤くなって身体も大きくなってイヤミに近付いた。



｢ヤバイヤバイヤバいよ！なんか驚かせるもの早く！｣



｢トッティのコレクションとか？｣



｢シェーーッ！！…って、なんで持ってきた！？
僕を驚かせてどうする！！｣



一松が見せてきたのはトド松のへそコレクションだった。
それを見たトド松はシェーをして、武術大会で持っていこうとも思わない
秘蔵のコレクションを持ってきた一松にツッコミも入れた。



『うーん。なんかないかな…イヤミを驚かせるネタ…』



｢ハイ松兄さんの新しく買ってきたエ ロ本見せる？
あ、ハイ松兄さんやっぱり常識改変もの好きなんだ｣



『シェーーッ！！！

なんで一松が僕の買ったやつ持ってるの！？
隠し場所別のタンスの裏にしたはずだけど！？
というかこんなところで開かないで！！返して！』

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