【刀剣乱舞】化物ですけど何か？【男主】

なぜ？　　Noside ページ20

「俺のことなんてほっといてくれ！」


バシッと音がしそちらを見るとAの手を払い怒っている山姥切国広がいた。しかしすぐにハッとし困惑した顔でAを見たが布を深くかぶり何処かに行ってしまった

Aは頭を伏せ表情が見えない

「大丈夫？手、赤いけど」

払われた手のひらを見るとほんのり赤くなっていた

Aは顔を上げたそして俺の方を見るとへにゃりと笑った その顔はとても複雑だったきゅっと心が締め付けられる

「あはは怒られちまった……なんだろうな心がひんやりするんだ、やらかしてしまったと思うんだ……まんばの顔が見たかった……」

フルフルと唇を震わせながら手のひらを擦る 何が起こったのか詳しくと何でも出かけたときに顔を怪我してしまったらしい。それで消毒がしたくて顔を見せてくれと頼んだが中々見せてくれなかったとか。それで意地になって


「なぁ……俺間違っていたのか？怪我したら痛いじゃんか……治さなきゃ痛いのは嫌だろ？」

涙が溜まった瞳でこちら見るAその目は怯えていた まるで答え次第で壊れてしまうのではないかというほど


答えに戸惑っていると

「いた！Aさん兄弟がなんかしましたか！」

堀川が慌てた様子でコチラに駆けて来た ナイスタイミング

「国広？いやまんばには何も悪くないんだ俺がわるいんだ……そうだ俺が全部」


ブツブツと言いながら蹲ったA………

落ち着いてよ！


「ちょっと!あいつは元々あんな性格なんだし気にしなくていいよ？」


横で堀川がそんなふうに思ってたのかという顔でこちらを凝視する 怖いよ！？


それでも頑なに己を攻めるA………… ほんと人間って面倒くさい…まぁAは人間じゃないらしいけど

俺は堀川に山姥切のとこに行ってくると断りあいつがいるであろうとある場所に向かう

初期刀を舐めんなよ？

寄り添えるようになりたい　　清光side→←諦めません勝つまでは！

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