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白石side
毎日藍沢先生の様子を見に行くようにして1週間が経った。
頭の患者さんが運ばれてきた時、いつも藍沢先生のことを思い出す。
藍沢先生＿＿＿＿＿＿＿＿
静まりかえった医局で誰も座っていない綺麗に整頓された藍沢先生の机を見つめる。
冴島「藍沢先生が目を覚ましました！」
突然医局のドアが開き冴島さんがかけ込んできて何事かと思うと息を切らしながら「藍沢先生が目を覚ましました」って………
冴島さんが嘘をつくような人ではないって分かってるけどやっぱり信じられない。
緋山先生なんか
緋山「嘘だったら……飲み代おごってよね！」
なんて言ってる。
とりあえず藍沢先生の病室に行くと本当に藍沢先生が目を覚ましてた。
白石「藍沢先生大丈夫？」
緋山「藍沢、痛むところとかない？」
藤川「藍沢、きつくないか？」
冴島「3人ともその辺で…藍沢先生も目を覚まされたばっかりですし、とりあえず新海先生に連絡しましょう」
聞きたいことがたくさんあって思わず詰め寄るようになってしまったけど、冴島さんの言う通りまずは新海先生にみてもらわないと。
しばらく待っているとさっきの冴島さんみたいに息を切らした新海先生がかけ込んできた。
新海「藍沢！」
冴島「先程、目を覚ましました。診ていただいていいですか？」
新海「わかりました」
そう言うと新海先生は藍沢先生のベッドサイドにあった椅子に腰かけ、診察を始めた。
新海「自分の名前、わかるか？」
藍沢「藍沢耕作……」
新海「俺たちの名前は？」
藍沢「新海、白石、緋山、冴島……」
新海「言語障害や記憶障害は無さそうです」
白石「そうですか！よかった……」
新海「藍沢ー、腕あげて」
新海先生に言われて腕をあげた藍沢先生。
その手は震えててみんな後遺症が残ったんじゃないかって、表情が強ばった。そんな私たちを見かねて新海先生は
新海「大丈夫ですよ。後遺症じゃなくて筋力が落ちただけです」
藤川「なんだよ……」
新海「後遺症は今のところ見つからないので恐らく大丈夫かと思いますが一応明日詳しい検査をしましょう。いいな？藍沢？」
藍沢「ｺｸ」
藍沢先生が頷いたのを確認すると「寝ていいぞ」と藍沢先生の肩をポンと叩き病室から出ていった。
藍沢先生は少し子供扱いされたことに怒っているのか部屋から出ていく新海先生を睨んでいる。
でもやはり眠たかったみたいで数分後には寝てしまった。
夜はフェローたちが交代で看ると言っていたし大丈夫かな！
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ミッキー(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました！！リクエストなのですが藍沢先生が酸欠と頭痛で処置中に倒れて入院する、入院してるときにも事務作業していて重度の貧血で階段から落ちてしまうみたいなのやってほしいです！ (2020年6月18日 14時) (
レス) id: 43ae38a228 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - sikaさん» 貴重なリクエストありがとうございます。わかりました。次に過呼吸の表現のある小説の場合はペーパーバッグで書いてみますね。 (2019年7月7日 16時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
sika - 毎回楽しませていただいています。過呼吸のお話ですが、対処法として酸素マスクが出てきていますが、実際酸素マスクは使いません。今後、過呼吸のお話がある際にはペーパーバッグを用いた対処はいかがでしょうか？楽しみにしています。 (2019年4月26日 0時) (レス) id: 65340f9980 (このIDを非表示/違反報告)
sika - 昼間は軽い咳、夜には熱が上がるのが1週間ほど続き、ついに限界がきてしまう話をお願いしたいです。精神的にも身体的にも限界がきて、しんどすぎてベッドから起きれなくなり、同期が看病する中で涙してしまうようなものでお願いします。 (2019年4月26日 0時) (レス) id: 65340f9980 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - たっちょんさん» わかりました。頑張って書きますが、難しい症例なので色々違うところがあるかもしれませんが暖かい目で見て頂けるとありがたいです。 (2019年1月11日 14時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 | 作成日時：2018年12月22日 11時
