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白石side
藍沢先生が突然倒れて何が起こったかわからなかったけど緋山先生も藤川先生もそんな状況でしっかり自分のできることをやってる。
私は藤川先生に言われた濡れたタオルを準備することにした。
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藤川side
藍沢の口にぬれたタオルを当てて背中をさすりながら声をかけてやると呼吸がだんだん落ち着いてきて念のために酸素マスクをつけた。
藤川「落ち着いたな……」
藍沢を抱えソファーに座らせて俺も隣に腰かけると藍沢は過呼吸で体力を使い切って疲れたのか俺の方にもたれかかるようにして眠ってしまった。
寝たのはいいが藍沢と触れている部分が異常に熱くてもしかしてと思い藍沢の額に触れるとやはり熱かった。
藤川「体温計あるか？」
緋山「あるけどどうしたのよ」
藤川「藍沢の体が熱い……たぶん…ってか絶対熱あると思う」
緋山「マジ！？」
白石「はい、体温計」
白石が体温計をとってくれて藍沢の脇に挟み込むと３８．７度とやはり熱があった。
緋山「何度？」
藤川「３８．7度」
白石「結構高い…」
緋山「何してんのよ！こいつ…もう少し早く声かければよかった…」
藤川「後悔してもしょうがない。藍沢をずっと医局においておく訳にはいかないしどうする？」
白石「それなら処置室に寝かせたらどうかな？今は処置室使ってないし、医局からも近いし…少し片付けたら使えると思う」
藤川「そうだな」
俺は藍沢を処置室まで運ぶ、白石と緋山は点滴や氷枕を準備したり処置室を片付けるということになった。
処置室が片付くまで俺と藍沢は医局で待機になったがフェローたちも突然のことで頭が追い付かないようでヒソヒソと話している。
横峯「何があったんだろう？」
名取「わかんないけど…俺が話しかけると急に椅子から落ちて…俺、何かマズいことでも言ったっけ？」
雪村「わからないですけど、熱もあるらしくて結構ひどいみたいです」
少し待っていると処置室が片付いたと連絡が来て藍沢を処置室へ運び、寝かせた。
緋山「起こすより起きるまで待った方がよさそうね」
藤川「あぁ」
白石「絶対何か隠してるだろうし、最近食事もまともに口にしてないよね？」
藤川「そういえばこの頃藍沢が何か食べてる様子見ないな…」
藍沢の事を話していると藍沢が目を覚ました。
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ミッキー(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました！！リクエストなのですが藍沢先生が酸欠と頭痛で処置中に倒れて入院する、入院してるときにも事務作業していて重度の貧血で階段から落ちてしまうみたいなのやってほしいです！ (2020年6月18日 14時) (
レス) id: 43ae38a228 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - sikaさん» 貴重なリクエストありがとうございます。わかりました。次に過呼吸の表現のある小説の場合はペーパーバッグで書いてみますね。 (2019年7月7日 16時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
sika - 毎回楽しませていただいています。過呼吸のお話ですが、対処法として酸素マスクが出てきていますが、実際酸素マスクは使いません。今後、過呼吸のお話がある際にはペーパーバッグを用いた対処はいかがでしょうか？楽しみにしています。 (2019年4月26日 0時) (レス) id: 65340f9980 (このIDを非表示/違反報告)
sika - 昼間は軽い咳、夜には熱が上がるのが1週間ほど続き、ついに限界がきてしまう話をお願いしたいです。精神的にも身体的にも限界がきて、しんどすぎてベッドから起きれなくなり、同期が看病する中で涙してしまうようなものでお願いします。 (2019年4月26日 0時) (レス) id: 65340f9980 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - たっちょんさん» わかりました。頑張って書きますが、難しい症例なので色々違うところがあるかもしれませんが暖かい目で見て頂けるとありがたいです。 (2019年1月11日 14時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 | 作成日時：2018年12月22日 11時
