結婚式2 ページ24
『もしそんなことになったら、迷わず私を殺して。
私は零なしじゃ生きていけないから』
零「俺にそれが出来たらな」
『じゃあ、私よりも強くならなきゃ』
零「それもあるが、もし俺が優衣華より強くなっても俺には出来ない。
俺も優衣華なしじゃ、生きていけない。
いや、生きていけないどころか、一生後悔し続ける。
と言っても、その時間は少ないかな」
『どう言うこと？』
零「俺は確実にその後、優衣華の後を追って死ぬからな」
『やめてよね。零が死んだら悲しむ人は沢山いるんだから』
零「まぁ、そうかもしれないが、
それは優衣華の方が悲しむ人は比べ物にならないくらい位多いぞ？」
『そうかな？』
零「あぁ。優衣華の家族や、両親だと言う人達。
優衣華の友人達。捜査一課、ゼロ、ある程度以上の階級の人達。
そして…優衣華が助けた奴ら」
『まぁ大丈夫だよ。私が正気でいる限り、零を殺すなんてあり得ない。
それに、私を正気じゃなくさせられる人なんて、零以外いないから』
零「俺はそんなことできないと思うが…」
『出来るよ。零といると…零の事を考えると…零の事になると私は狂わされてばっかり。
他のことなら全部思い通りになるのに、思い通りにならない事だらけなんだから』
零「それは嬉しいな。だが、それは俺も同じだ。
優衣華、誰よりも愛している」
『私も。私も零を誰よりも愛してる』
Chuuuuuuu…
有「2人とも？お楽しみのところ悪いんだけど、
そろそろ式始まるから準備してくれない？」
全「……///」
『アハハ、ごめんごめん。ついね』
零「皆さんいつから！？///」
優「“優衣華、誰よりも愛してる”くらいからだ」
『なんで声かけてくれないのよ！///』
千「お熱い2人の邪魔はできないでしょ？」
2人「……///」
盗「だが珍しいな。
いつもいくら気配を消しても、寝ている最中でさえ気づいてしまうだろ。
なのに、視界に入る範囲にいて気配も消していなく、
こんな大人数だというのに全く気付いていなかった。
まぁ、よっぽど彼のことを愛しているんだろうな」
『えぇ、当たり前よ。まぁ、流石に敵ならすぐ気づくけどね』
零「まぁ、流石にそうじゃないとヤバイしな」
歩「優衣華お姉さん、前のドレスもすごく綺麗だったけど、
このウエディングドレスは世界一だね！！」
光「本物の女優よりも断然素敵です！！」
元「姉ちゃん美人だな！！」
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ゆい(プロフ) - 毬莉さん» こちらこそ、そんなに楽しんでいただけてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年8月17日 19時) (
レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 毬莉さん» 私もそういう展開は当初から考えて……一応、私の時間と心に余裕があれば続編を作る予定なので是非その時には見てください。 (2020年8月17日 19時) (レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - 今日一気見しました！個人的には最後に組織の幹部との再会があったら…なんて思いましたけどすごくいい作品でした！私に感動とワクワクをくれてありがとうございます。 (2020年8月16日 2時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ジュナさん» そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年4月19日 23時) (レス) id: 4d0148218e (このIDを非表示/違反報告)
ジュナ(プロフ) - 一気に全部読ませていただきました。とても面白かったです！ (2020年4月11日 1時) (レス) id: 55c9c1f989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2018年4月25日 9時
