結婚式 ページ23
服「というか、誰呼ぶんや?」
『どうする?零』
零「どうせなら、知り合いみんな呼びたいな」
『ん〜、そうだね。でもそうすると、私の知り合いっていうと、
捜査一課とか、ゼロとか、警察の知り合い多いし、みんな来れるかな』
零「そのくらいなら、優衣華が仕事を手伝ってやったら、
1日くらい休めるだろ」
『そうだね。頑張るよ』
由「私のもまた手伝って」
『あんまり溜めてないよね。まだ1週間しか経っていないんだからね?』
由「あはは(乾き」
『はぁ。まぁ、自分でもちゃんとやってよ?』
由「わ、わかってるわよ」
『いつやる?』
有「できるだけ早くやりたいけど、色々準備もあるし、1ヶ月後くらいじゃない?」
零「そうですね」
『じゃあ1ヶ月後くらいで、詳しいことはまた今度話そう』
零「あぁ」
結婚式当日
コンコン
零「俺だ。…入って、いいか?」
『えぇ、もちろん』
ガチャッ
零「……///」
『どう、かな?///』
零「綺麗だ///」
プイッと顔を背け、手で口元を少し隠して、耳まで真っ赤にして言っている。
可愛いけど、正面から言ってくれないのはなぁ。
『ちゃんとこっち向いて言って』
零「そ、それは…///」
『お願い』
零「わかった」
今度は私の目をじっと見据え、真剣な顔をする。
相変わらず顔は赤いけど…
零「優衣華、綺麗だ。愛してる」
『ふふっ、私も零を誰よりも愛してる。
零がいくら私を嫌ったとしても…私を殺そうとしても…私は誰よりも零を愛し続ける。
まぁ、もし零が私を殺そうとして来たら、誰かの指示ならそいつを殺すし、
それが零自身の本心だって言うなら、
零を抑えた後、ゆっくり…時間をかけて…
一生かかっても私を好きにさせるよ。
零が私以外の誰かを好きになったってだけなら、私は止めない。
私は零のこと、誰よりも愛してるから、幸せになって欲しい』
零「ふっ、俺が優衣華以外を好きになるなんてあり得ない。
だが、それは俺も同感かな。
俺も誰よりも優衣華を愛してるから、
もし優衣華が俺以外の誰かを好きになったとしても止めない。
俺も、優衣華の幸せを最優先にしたいからな。
まぁ、そう簡単に他の男にやるわけにはいかないから、
優衣華の気が移らないように、俺だけしか見れないようにさせないとな。
優衣華と俺の違いは、
俺が優衣華を殺そうとしても優衣華は止められるかもしれないが、
逆の場合は俺は優衣華を止められず殺されるってことかな」
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ゆい(プロフ) - 毬莉さん» こちらこそ、そんなに楽しんでいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2020年8月17日 19時) (レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 毬莉さん» 私もそういう展開は当初から考えて……一応、私の時間と心に余裕があれば続編を作る予定なので是非その時には見てください。 (2020年8月17日 19時) (レス) id: 465e2ee520 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - 今日一気見しました!個人的には最後に組織の幹部との再会があったら…なんて思いましたけどすごくいい作品でした!私に感動とワクワクをくれてありがとうございます。 (2020年8月16日 2時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ジュナさん» そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます! (2020年4月19日 23時) (レス) id: 4d0148218e (このIDを非表示/違反報告)
ジュナ(プロフ) - 一気に全部読ませていただきました。とても面白かったです! (2020年4月11日 1時) (レス) id: 55c9c1f989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2018年4月25日 9時