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��今日、花火上がるしお前ら二人で見てこい！��
て慶蔵さんに言われて、
行きたくないわけもなく、
二人で花火がよく見える場所まで来たが。
貴「 ... 」
狛「 ... 」
ここに来るまでの道中、
一言も喋らなかった。
いやだって色々急すぎるもん。
私だって恥ずかしくて喋れるわけがない。
なにしろ、結ばれたことなんて今までないから
何話せばいいかわからない。
世のカップルは何話してるの？
狛「なんで、俺なんですか」
貴「え？」
急に話しかけられたため、
狛治さんの方をパッと向くと目が合った。
狛「いや、初めて会ったあたりとか、俺に嫌な態度とったり嫌味いったりしてたから...。」
ワ ス レ テ タ
そういえばそんな幼稚なことをしてしまっていた。
貴「...それは、ごめんなさい。その時は狛治さんに良い印象を持っていなかったの。でも今は違うから。」
狛「そう、ですか。でも俺、この両腕の刺青は一生消えないし、罪人であるし。...本当に俺でいいんですか？」
着物の上から腕を少しさすっている。
確かに狛治さんは罪人だ。
だけど。
貴「狛治さんは毎日、私を看病してくれた。それがどんなに大変なことか、私は知ってる。それに三年前、狛治さんは私に一緒に行きましょうと言ってくれた。来年、再来年に行けばいいと言ってくれた。」
狛「 ... 」
貴「そんな些細なことが、嬉しくて。それが日々、積もっていくの。私はこんなに優しい人を知らない。」
私は勇気をだして、狛治さんの手を握った。
貴「狛治さんがいいの。...私と、夫婦になってくれますか？」
少し震える私の手を、
狛治さんは握り返してくれた。
狛「はい。俺は誰よりも強くなって一生あなたを守ります。」
嬉し涙が溢れた。
生まれて初めて見た花火は、
なんともいえない綺麗さだった。
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みいこ(プロフ) - ムスメ3さん» うれぴい！！続き考えてる最中なのでしばしお待ちを！！ (2019年12月30日 23時) (
レス) id: 9475ebda40 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 一気に全部見ちゃった！続きが見たすぎる！ (2019年12月30日 18時) (レス) id: 64e9274118 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - 神夜神美さん» ぎゃん！！うれちい！！わたしもちゅき！！！こちらこそ読んでくださってありがとう！！！ (2019年12月24日 17時) (レス) id: 9475ebda40 (このIDを非表示/違反報告)
神夜神美 - 終わり方もいっぱいちゅき！！！この作品に出会えてよかったです！！！ありがとうございました！！！！ (2019年12月24日 15時) (レス) id: 8f08eeee44 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - いちごみるくさん» 終わり方凝ったのでそう言ってもらえて嬉しいです！！あざすうううう！！ (2019年12月21日 23時) (レス) id: 9475ebda40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みいこ | 作成日時：2019年12月18日 15時
