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塩��刑事「俺はあの日から、記憶喪失だった彼の身元を調査してた。
そして、ようやく彼に繋がる手がかりを見つけることができた。
そこで分かったことは、どうやら彼は記憶を失う前、悪質な、それこそストーカーに付きまとわれていたみたいなんだ。警察の方にも何度か相談に来てたみたい。
けど、実際に被害が出てないし、証拠もないから、交番勤務の連中じゃ取り合ってもくれなかったみたいだけど…」
「じゃ、じゃあ彼があそこで頭から血を流して倒れてたのって…」
塩��刑事「彼の頭の外傷の形状から見て、真上から何か固いもので殴られたのは間違いない。おそらく、そのストーカーに襲われたんだろう。
事件性が濃厚になったから、ようやく警察も本格的に捜査に乗り出したってところさ。
だから、彼が君のマンションに居候してるってあの病院の佐野医師に聞いて、俺がずっと監視してたんだ。いつそのストーカーが彼を再び襲いに来るかもしれないからね」
「な、なるほど…」
付けられていたと思っていたのは、この刑事さんがずっと私たちを見守っててくれたってことなのか…。
めちゃくちゃ怖かったけど…。
舜太「で、でも何でもっと早く教えてくれへんかったんです？こそこそしてやんと言ってくれてたら…」
塩��刑事「言って変な不安をあおって犯人に気づかれるのが一番まずかったからな…。
そうなれば、犯人も警戒してうかつに出てこないだろうし、逮捕も難しくなる。
それなのに君があんな目立つチェイスしてくれたから、しばらくここを離れなきゃいけなくなったし…」
舜太「あ…ごめんなさい…」
塩��刑事「それに、一週間前に起こったあの病院での傷害事件。あの犯人と彼のストーカーは恐らく同一人物だ。あの犯人は彼のカルテを持ち出すためにあんなことをしでかしたんだ。
佐野医師があんな状態になって、被害が広がってしまったから俺達警察もなりふり構ってはいられなくなってきたんだ。だから、とりあえずここで彼を保護させてもらう。で、彼は今どこに？」
「あ、そ、それが…」
私は、彼が今はもうここにはおらず、新しい引き取り先に行ってしまったことを塩��刑事に告げた。
しかし、彼の顔から見る見る血の気が引いていく。
塩��刑事「な、なんてことだ…。病院の事件で気をとられてる隙に…やられた…」
「え…？ど、どういうことです…？」
塩��刑事「その女が彼のストーカーだってことだよ！！」
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» いえいえこちらこそ変な捉え方をしてしまい申し訳ありません！続きも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年3月8日 15時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 良い意味で面白い展開で予想外でした！私の伝え方で誤解を与えてしまったようですみません。続き楽しみにしてます！ (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6c73ae34c1 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます！そんな風に言ってくださると、書いてよかったって思います。ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - ひぃさん» 感想ありがとうございます！予想外になってしまって申し訳ないです…。続きも頑張って書いていきますので、良ければまた読んでくださると、嬉しいです！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» 感想ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！今日からまた続きちょこちょこ書いていくので、良かったら読んでみてください！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月26日 19時
