30話 ページ31
・
発言に乗ってくれた皆を引き連れて、例の人集りまで来てみた。
人より身長が高い僕は、その中心にいる人達から瞬時に分かってしまった。
やだな〜
あれに合流すんの
でも、こっちから見えてるって事は、そのうち向こうも気付くだろうしな〜
「え、あれって……」
「あぁ、今話題になってる魔導士達だな。」
そうね
ハーデス、ヴェール、ホック
予想通りではあったけど、まさか此処まで人気とは
「ん?3人ともなんかこっちを見てないか?」
「うん、凄く見てるね」
「Aを凄く見てるな」
気付くよな〜
分かってた
観念して、右手を少し上げて振る
その所作に、人集りの目が全てこっちに集中してしまった
「……ほんとーにリィングさんですわ!!!」
「ハーデス嬢を疑ってた訳じゃないが……こうして実物を見ると居ることを実感するな」
「あら、リィング遅かったわね。」
『一気に喋らないでもらえる?』
その言葉を、左腕に絡まるヴェール、右肩に腕を置くホック、下から見上げてくるハーデス一人一人に対して言う
「え、A三股……?」
『聞こえてるよユウ。』
そんなこと恐ろしくて出来ないし、滅多なこと言うもんじゃない
「彼等は?」
『学友。あ、そうだ。どうせ、アフタヌーンティーする場所は予約貸切にしてるんだろ?
彼等も一緒にいい?』
その言葉を聞いて、ハーデスが皆を眺めた後
ヴェール、ホックとアイコンタクトを交わして
「ご勝手に」
『ありがとう。じゃあ、エース。後でまた時間と場所を送るよ』
それじゃあね、また後で
と、唖然とするエース達を置いて
その場を後にした
362人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Roka - もう大好きです!ヴィランズ手下とツイステのクロスオーバーにハマった私にとってもう最高の作品です‼︎これからも頑張って下さい!応援してます! (6月6日 14時) (レス) @page40 id: 707e1d867d (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 1話から全部読みました!凄く面白いです! (2023年2月6日 16時) (レス) @page35 id: 5da4b4263e (このIDを非表示/違反報告)
白昼のアマリリス(プロフ) - Lemon!?さん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません!応援ありがとうございます。そう言って貰えると光栄でございます。今後も楽しんで拝読下さいませ! (2022年12月13日 0時) (レス) id: 37ce6e2ed3 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon!?(プロフ) - 初コメ失礼します!もうほんっとに私の好きなものしか詰まってなくてびっくりしました!こんなに好みドンピシャな小説あるんだ!?って!!ほんっとに冗談抜きで神です!私も書いてみたいんですけど、情報不足なのとと文才がないので…w応援してます!頑張って下さい! (2022年11月16日 2時) (レス) @page24 id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
白昼のアマリリス(プロフ) - 百華夜さん» ありがとうございます!頑張ります٩( •̀ω•́ )ﻭ (2022年10月30日 7時) (レス) id: 431014ac20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白昼のアマリリス | 作成日時:2022年10月8日 10時