妖精ギルドの眠り姫

『訪問者達』 ページ9

服を着替え終わったので下に降りてみると、不法侵入者どもがいた。
……どう料理しようか。←

『……何で此処にいるの』

疑問符はつけない。強制的に聞き出してやる。

｢わわわ、私は止めたんだけどねっ？！｣

｢何だよ。結構ノリノリだったじゃねぇか。｣

｢あい！｣

いつもの３人組……だね。
何でこの家の事知ってるんだろ？

｢それは、オイラが尾行したからです！｣

『ストーカー。』

｢ち、違うよっ？！｣

違うもんか。ストーカーより悪質だぞ。

『全く。此処に来ても何もないよ。何で来たのよ。』

｢ポーリュシカさんの所に行こうと思ってマスターに言ったら、“Aかミストガンを連れていったらいいじゃろう”って言われたの！｣

『ふーん。だってさーミストガン。』

｢……何故俺なんだ。｣

『指名されてたから』

と言っても私も用事があるから行かないと行けないんだけど……一人で行くのはなー。

｢…………お前もだろう。｣

『まぁね。』

あれ？ルーシィ達が唖然として奇妙な顔してるな。どうしたんだろ？

『どうしたの？変な顔して……』

｢え……だって、何でミストガンさんが此処に居るの……？｣

『｢泊めてたから/もらっていたから(真顔｣』

あっ。ハモった。

｢そういう関係なのっ？！｣

『どういう関係？』

｢どぅえきてぇぇる｣←

あ、そういう関係ね。
合ってるけど……

『ﾁﾗｯ』

｢ﾌｲｯ｣

今ので分からなかった人に説明します。

１、私がミストガンの方を向く

２、ミストガンが目を逸らす

です。てか、私誰に喋ってるんだろ？

？｢ナツー！まだかー！｣

『外に誰か待ってるの？なら早く用意しなくちゃね。…ミストガン。忘れ物ないようにね。後で困るわよ。』

｢……分かっている｣

今日の私の服は……仕事に行く予定がないので、水色のワンピースに、赤のショルダーバッグなのですよ！
んー。これを聞いて得する人なんていないよね。

『用意出来たよ^^行こうか、ポーリュシカさんの所へ』

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