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どうしよう…このままじゃ…
するとローは私の顔を見て
ロー「キャット?そろそろベビー5の約束の時間だぞ?いいのか?」
『え?』
私はベビーと約束なんてしてなかった。
『あー!!いっけね!行かなくっちゃ!』
そう言って私はその場から離れた。
きっとローは私を助けるために言ったのであろう。
『ローありがとう』ボソッ
私は小声でローに礼を言った。
ーローsideー
キャットが行ったあとドフラミンゴ顔はますます怖くなっていた。
ドフ「チッ…逃げられたか」
ロー「おい、キャットが怖がっていたぞ?あんまりアイツを怖がらせるな。」
ドフ「あ?あいつは俺のモノだ。お前のじゃない。」
ロー「あいつは物じゃない。」
ドフ「フッフッフ…王子様気取りか?ロー。お前は10年後の俺の右腕だ。キャットの王子様じゃない。」
ロー「王子様なんかじゃねぇよ!」
俺はそうドフラミンゴに言いその場を離れた。
ドフラミンゴはキャットを自分の手に入れようとしていたのか…
絶対にそうはさせねぇ…。
あいつを追いかけるか。
ーローside終わりー
『はぁはぁ… 』
私はあまりにも怖すぎて走って逃げた。
『怖い』(((;・ω・;;;)))
ドフラミンゴの本性が分かったような気持ちになった。
私はその場にしゃがみ込んだ。
『ロシー…帰りたい。』
ロシーと言ってはならない事を知っていたが、
つい口に出してしまう。
すると
???「おい…」
誰かに声をかけられた。さっきの話聞いてないよね?
私は後ろを振り向いたらローが立っていた。
ロー「!?…お、お前なんで泣いてんだ?」
『え?私泣いてる?』
気づかなかった。帰りたい…その一心だったから。
しかしローに心配をかけたくないから私は笑顔になろうと必死に笑った。
『えへへ…』
すると急にローが前から抱きしめてきた。
ロー「笑うな…」
『え?』
ロー「 アイツ が怖かったんだろ?」
『そ、そんなことないよ?大丈夫!ほら!はなして』
私は離れようとしたが、ローの力が強くて離れることが出来なかった。
ロー「嘘つけ…俺は…お前が無理に笑う顔と悲しくて泣く顔が大嫌いなんだ。」
『ロー…』
ロー「でも、今は泣いてもいい。我慢するな」
ローは私の耳元でそう言った。
私は涙か込みあげてきた。
『うわぁぁぁああ!ごわがっだ!!!』
私の目から流れるように涙が出た。
ローは私が泣き止むまで抱きしめてくれた。
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作者名:アイスクリン | 作成日時:2019年1月23日 0時