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好きです!その10! ページ11

このお出掛けで、必ずや距離を縮めてみせる!



「ところで東堂さん、どこに行く予定なんですか?
場所はお任せしますとは言いましたが…」


「ああ、お前にも“彼女”の魅力を知ってほしくてな」


そう言って東堂さんは懐から2枚のチケットを取り出した。


「このチケットは____」
「それって高田ちゃんの握手券ですよね!?嘘、今日握手会あったんですか!?」


その瞬間、思わず叫んでしまい、東堂さんが目を丸くする。


あっ、やっちゃった…そう思った瞬間、東堂さんが私の肩を掴む。
(痛くない程度に加減してくれてるのすら嬉しいと思ってしまう私はかなり重症だ)


「もしや…同士か⁉」
「あっ、ハイ」

「いつからだ?」
「えっと、高田ちゃんを知ったのは5、6年ほど前…ですかね」

「高田ちゃんの一番の魅力はどこだと思う」
「一番とかそんなんじゃなく、高田ちゃんの存在すべてが素敵だと思います
むしろ私如きが簡単に言語化できるような女性じゃありません」


あ、思わずガチトーンで喋ってしまった。
すると、東堂さんが私の肩に手を乗せたまま俯いた。


東堂さんが下を向いて肩を震わせている。
もしかして…泣いてる?


「……同士よッ!!!!!」


東堂さん、と声を掛けようとしたその時、

ガバリと勢いよく東堂さんに抱きしめられた。


「〜〜〜〜〜!?!?!?」


あまりにも突然抱きしめられて、頭の中が真っ白になる。


「今まで!高田ちゃんの素晴らしさを心から語り合える相手がいなかったのだ!
高田ちゃんが好きな奴に悪人はいない!!
お前は!

俺の(シスター)だ!!!」



「(嬉しいけど)望んでたのはそういうことじゃない!!!!」




神はいない。アーメン。









それはそれとして、
高田ちゃんは今日も可愛かったです。





「Aちゃん、今日も来てくれてありがと〜!
好きな人との進展あった?」


「……ある意味ありました。
望んだ形ではないものの、距離は縮まったと思います!
高田ちゃんのおかげです!」


「ふふ、私は全ての恋する乙女の味方だよ!」

じゅじゅさんぽ→←好きです!その9!



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高梨アヤメ@新垢(プロフ) - あいすくりぃむとちょこれぃとさん» ありがとうございます笑 (8月5日 13時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりぃむとちょこれぃと(プロフ) - 高梨アヤメ@新垢さん» コメントありがとうございます!私もそんなあなたが好き。 (8月5日 12時) (レス) id: b2ed5b6349 (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 好きです(唐突) (8月5日 11時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりぃむとちょこれぃと(プロフ) - めがねさん» 東堂推しを増やしたい一心で書いております(笑)更新頑張ります! (7月8日 17時) (レス) id: b2ed5b6349 (このIDを非表示/違反報告)
めがね - 待って、このお話読んで東堂好きになっちゃった…夢主ちゃんも可愛いし、、天才すぎません?更新頑張ってください! (7月6日 21時) (レス) @page21 id: b6f88a6761 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいすくりぃむとちょこれぃと | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年7月18日 11時

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