私だって、男なのです!2 ページ25
ランスロット
『我々の出る幕もなく…。』
トリスタン
『私は恨めしい。』
ワナワナとほんわかした空気のマイルームを見つめるばかり。
ベディ
『…あぁ、はい。それでは失礼しますねマスター。………あ。』
じーーーーー。✕3
in円卓の部屋
ベディ
『私は……、一体どうしたら……。』
トリスタン
『仲睦まじく会話に花を咲かせていたようで何よりですよ、卿。』
ランスロット
『距離も近くて羨ましいですよ、卿。』
ガウェイン
『』←何か呪文を呟いている
異性として意識されていないのが、吉と出るか凶と出るか。
………円卓内では凶と出たようだが。
ガウェイン(狂化EX)
『あああああ!羨ましい、妬ましいぞベディヴィエール卿!!貴様は王の最期に立ち会っただけでなく、私からマスターまでも奪おうというのか!!!』
ベディ
『……………!!』
ガウェイン(狂化EX)
『マスター……、マスターが呼んでいる!ああ、マスター!このガウェイン今すぐに…ッ』
ランスロット
『まずいぞ…、ガウェイン卿の変なスイッチが入ってしまった!?』
トリスタン
『止めに行きましょう…。』ポロロン
ベディ
『…………。』
inカルデア廊下
ガウェイン(狂化EX)
『ああ、マスター!』
A
『ふぁっ!?なんか来た!!?』
ランスロット
『マスター、お逃げ下さい!!』
トリスタン
『今の卿は……いや昔もこんなでしたっけ。』
ガウェイン(狂化EX)
『マスター……ッ!』
ガシッ………!
ベディ
『……………。』
A
『ベディ……!!』
捕まる…そう思った時、ガウェインを制したのは銀色の腕。
ベディ
『……マスター、ここは私にお任せを。』
A
『……ベディ。』
振り返りざまに笑ってみせたベディに、何故かドキっとしたような感じがする。
ベディ
『……ガウェイン卿、落ち着きなさい!重い男は嫌われますよ!』
ガウェイン(狂化EX)
『一度ならず二度までも……ッ!私を阻むかベディヴィエーーール!!!』
ベディ
『…ええ、何度でも阻んでみせましょう。
inマイルーム
A
『ベディ〜!今日はこのお菓子が…』
ベディ
『マスター、口元に菓子の食べかすが。はいっ…と。』
A
『んむ、ありがとベディ!』
結局変わりませんでした。
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てでん - 今更かもしれませんが……どちゃくそ面白かったです (2020年11月15日 0時) (レス) id: 210a21a08c (このIDを非表示/違反報告)
ラブさん - 孔明リリィとイチャコラ(健全) (2020年4月4日 13時) (レス) id: 794297709b (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - ちょっとピンクな展開からギャグになるのが堪らなくおもしろいですッ!!!!!! (2019年12月18日 16時) (レス) id: 6a1031d99d (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - とても今さら感がありますが…金平糖は南蛮貿易の時に入ってきたお菓子ですよ〜… (2019年6月2日 11時) (レス) id: de682292c0 (このIDを非表示/違反報告)
第一村人 - お疲れ様です!一気読みしたのですがとても素敵なお話で魅入りました!欲を言ってしまえば続編期待してます! (2018年6月24日 1時) (レス) id: 2f2b87b930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九曜桜(クヨウザクラ) | 作成日時:2017年12月28日 13時