story41 ページ41
昼前まで寝てかなり体調が良くなった。
そろそろお腹もすいてきたしリビングに出る。
「あ、啓さん。
おはようございます。」
「おぉ、おはよう」
珍しく啓さんがリビングにいた。
「昨日はご迷惑をおかけしてすみません。」
「体調は大丈夫か?」
「はい、もうすっかり」
「昨日のは、彼氏か?」
「いえ、会社の同僚です」
そんなことを気にするだなんて思ってもいなかった。
心なしか彼の緊張が解けたような気がした。
「今夜、話せませんか?」
最近会えていない間に色々考えていた。
私はこの関係を終わりにしたい。
せっかくご縁があったんだから好き同士になれるように努力したい。
今日なら素直に話せる気がして、誘ってみた。
「今日はオフだから今でもいいよ」
今勢いのまま言ってしまおうと思った。
「ミアさんって誰ですか。あなたの本命ですか?」
彼は驚いた顔で私を見た。
「いつそれを?昔買ってた実家の犬だよ」
なんだかすっと心が軽くなった気がする。
でも、肝心のこの間下でキスしていた女性のことは何も聞けていない。
「私はあなたにとっては子供なの?」
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作者名:奈津 | 作成日時:2021年9月17日 21時